経済学・財政学

中央大学経済研究所研究叢書 75


公的統計情報


公的統計情報
―その利活用と展望
 坂田 幸繁 編著

・A5判・上製 408頁
・定価:5,280円(本体4,800円) (10%税込)
・ISBN 978-4-8057-2269-5
・発行 2019年

 統計分析のための最大の情報源である公的統計情報に関してその作製と提供,および利活用について,歴史的,制度的,方法的な検証を加え,その課題と展望を分析事例をまじえながら明らかにする。とくに戦後60年を経ての改正統計法のもとでの調査票情報(ミクロデータ)の利用問題に焦点を合わせている。1部では,統計情報の作製と提供をめぐるミクロベースでの課題を議論し,2部では調査票情報の2次利用の方法的課題や社会問題への応用を含む資料や分析結果を提示する。3部では,地域振興政策への調査票情報の利用をはじめ,地域・空間・居住特性への統計的アプローチや行政情報とのデータ融合についての分析結果や方法原理を議論している。



主要目次


第Ⅰ部 公的統計情報の作製と提供
第1章 改正された統計法と二次的利用の現状と課題
第2章 統計表の構造とIPF法を用いた教育用疑似個別データの作成方法
第3章 公的統計データにおける秘匿性と有用性の評価のあり方に関する一考察
    ―スワッピングを中心に―
第4章 交互最小二乗法による選択的エディティング手法の質的な順序変数への拡張に関する検討
第5章 フランスINSEEにおける均衡抽出法の利用
第Ⅱ部 公的統計の2次利用と社会研究
第6章 パラメータ推定と抽出ウェイトの利用
    ―尤度を中心に―
第7章 Web調査による公的統計の拡張可能性
    ―生活時間調査を素材に―
第8章 観光地域経済調査から見た観光関連事業所の季節変動分析
第9章 既集計の公的統計データを用いた貧困量推計と「社会的排除」分析に関する検討
第10章 ドイツのSOEPの意義と利用可能性
第11章 アドルフ・ケトレーの統計論
第Ⅲ部 地域分析とデータ統合
第12章 地域での事業所調査と経済センサスの活用
第13章 世帯規模の動向の分析における地域単位の検討
第14章 人口・世帯属性から見た居住期間分布について
第15章 境域情報などを用いた公的統計と行政情報のマッチングについて
第16章 行政情報と統計情報のデータ統合の分析的意義について
    ―静態・動態情報のデータ統合を中心に―





執筆者紹介


(執筆順)
山口 幸三 客員研究員(総務省統計研究研修所特任教授)

小林 良行 客員研究員(総務省統計研究研修所教授)

伊藤 伸介 研究員(中央大学経済学部教授)

高橋 将宜 客員研究員(鹿児島国際大学経済学部准教授)

西村 善博 客員研究員(大分大学経済学部教授)

坂田 幸繁 研究員(中央大学経済学部教授)

栗原由紀子 客員研究員(立命館大学経済学部准教授)

大井 達雄 客員研究員(和歌山大学観光学部教授)

宮寺 良光 客員研究員(田園調布学園大学人間福祉学部准教授)

松丸 和夫 研究員(中央大学経済学部教授)

上藤 一郎 客員研究員(静岡大学学術院人文社会学領域教授)

菊地  進 客員研究員(立教大学名誉教授,立教学院常任監事)

小西  純 客員研究員((公財)統計情報研究開発センター主任研究員)

森  博美 客員研究員(法政大学名誉教授)

長谷川普一 客員研究員(新潟市都市政策部GISセンター主幹)



編者紹介


坂田 幸繁 研究員(中央大学経済学部教授)


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