経済学・財政学

中央大学経済研究所研究叢書 62


変化の中の国民生活と社会政策の課題

変化の中の国民生活と社会政策の課題


 鷲谷 徹 編著


・A5判 338頁
・定価:本体 4,000円(税別)
・ISBN 978-4-8057-2256-5
・発行 2015年

 「アベノミクス」の喧伝とは裏腹に困難を極めつつある国民生活の諸側面に焦点を当て、貧困や格差、過重労働等の諸問題を明らかにし、問題解決のための政策的課題の検討に迫る。実証的・批判的現状分析の上にたち、歴史的検討をふまえ、具体的な政策を提起していることが本書の特徴であり、その政策分野は、福祉政策、年金政策、社会保障の諸分野から雇用・労働政策にいたる幅広いものであって、かつ、国際的視野に基づくものである。また、政策研究の基本的視座は、今日メインストリームとなりつつある新自由主義的政策への批判を基礎におくものである。



主要目次


第1章 東日本大震災後の沿岸被災地における生活問題の変遷過程
    ―岩手県の状況を踏まえて―
第2章 障害者福祉と高齢者福祉の近接政策に おける課題と展望
    ―利用者負担と社会保険、政策間関係に関する考察を中心に―
第3章 2012年公的年金改革における高齢低所得者対策
    ―年金生活者支援給付金を中心に―
第4章 フランス家族給付の重層的制度体系
第5章 中国における最低生活保障制度の統合について
第6章 中国の基本医療保障システムの特徴
    ―医療保険と医療扶助の関連性から―
第7章 個人単位化からディーセント・ワークへ
第8章 カテゴリカルな判断情報にみる企業行動の特性
    ―リーマン・ショック、東日本大震災の影響を探って―
第9章 今日の日本農業で新規就農支援制度がもつ意味について
第10章 建設産業における生活保護基準以下の一人親方世帯の世帯員就業の動向
第11章 職務内容からみる保育士の知識と技能
第12章 日本の労働時間制度と国民生活
 





執筆者紹介


宮寺良光 客員研究員・岩手県立大学社会福祉学部専任講師
荻原康一 客員研究員・日本福祉専門学校社会福祉士養成科学科長
畠中 亨 客員研究員・法政大学大原社会問題研究所兼任研究員
宮本 悟 研究員・経済学部教授
焦 培欣 客員研究員・天津財経大学教授
朱  珉  客員研究員・千葉商科大学商経学部専任講師
中澤秀一 客員研究員・静岡県立大学短期大学部准教授
坂田幸繁 研究員・中央大学経済学部教授
大須眞治 客員研究員・中央大学名誉教授
小澤 薫 客員研究員・新潟県立大学人間生活学部専任講師
柴田徹平 準研究員・中央大学大学院経済学研究科博士課程後期課程
小尾晴美 準研究員・中央大学大学院経済学研究科博士課程後期課程
鷲谷 徹 研究員・中央大学経済学部教授
*研究員等の所属研究所は中央大学経済研究所です。



この本を購入希望の方はこちらをご覧ください

トップページへ戻る