中央大学学術図書 88
経済・財政・統計


F.リスト研究


F.リスト研究
―自治・分権思想と経済学―
片桐 稔晴 著
 

・A5判 548頁
・定価 : 本体 5,500円(税別)
・ISBN 978-4-8057-2184-1
・発行 2015年

 近年における研究の進展は、若きリストが「自治・分権論者」であったことを明らかにした。著者はこの新しいリスト像を「導きの糸」として晩年の「国民経済学者リスト」像を見直し、「自治・分権思想と経済学」の関連を解き明かしている。それは同時に、最近になって「地方創世」や「地域主権」が語られるようになり、地方・地域への関心が急速に高まっているわが国の今日的な状況に対する一つの処方箋を提供するものである。



主要目次


第1章 若きリストと『ズルツ請願書』
第2章 若きリストと書記制度問題
第3章 若きリストと行政組織改革問題
第4章 若きリスト『ヴァルテンブッフ奏上書』
第5章 行政学教授としてのF.リスト
第6章 F.リストと『シュヴァーベンからの人民の友』紙
第7章 F.リストと「ドイツ商人・製造業者協会」
第8章 F.リストと『ロイトリゲン請願書』
第9章 F.リストと『アメリカ経済学網要』
第10章 F.リストと『経済学の自然的体系』

第11章 F.リストと1839~1840年の経済諸論文
第12章 F.リストと主著『経済学の国民的体系』





著者紹介


 
片桐 稔晴  元中央大学教授 
1966年 中央大学経済学部卒業、一時期サラリーマンとなるが
再び中央大学大学院経済学研究科修士課程、さらに博士課程に進学。
1976年 中央大学経済学部助手、専任講師、助教授、教授を経て
2014年4月より名誉教授 

著書
『古典をひもとく社会思想史』(中央大学出版部,2007年)
 ヨーロッパ近代社会思想史の上でもたちの著述から市民社会、自治・分権社会と経済学の関係を
 思想史的に解明した著作。




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