経済学・財政学


東西冷戦終結後の世界穀物市場


東西冷戦終結後の世界穀物市場

茅野 信行 著 

・A5判 288頁
・定価:本体 2,800円(税別)
・ISBN 978-4-8057-2181-0
・2013年 発行


 
20世紀末、東西冷戦構造が消滅した。それから21世紀にかけて、世界穀物市場はその姿を大きく変えた。まず遺伝子組み換え種子が普及し、次にトウモロコシからエタノールが生産されるようになり、トウモロコシの使用量が急増した。また、恒常的な穀物輸入国だったソ連が小麦輸出国に変わった。さらに、中国が大豆の輸出国から大輸入国に変貌した。一方、地球人口は2012年に70億の大台に乗った。今後、食糧需要はさらに増加することが考えられる。本書はこれらの現状を踏まえ、「これから先、穀物価格はさらに値上がりするのか」、「宇宙船『地球号』は増加する人口を養うことができるのか」といった疑問をも解く力作である。




主要目次



第1章 穀物市場の新たな潮流 第5章 穀物輸出基地となった南米


 第1節 穀物超大国アメリカの地位の低下  第1節 自由貿易を守るブラジル

 第2節 穀物メジャーの新しい事業機会  第2節 輸出を規制するアルゼンチン

 第3節 市場メカニズムによる需給調整



第2章 世界最大の大豆輸入国へ躍進した中国 第6章 海外での農地取得ブーム


 第1節 中国の工業化と穀物需要の増大  第1節 穀物輸入国の農地獲得ブーム

 第2節 穀物自給率の維持に腐心する中国



第3章 欧州連合の共通農業政策 第7章 穀物流通に対する日本商社の貢献


 第1節 共通農業政策と価格支持  第1節 老大国日本の将来

 第2節 共通農業政策は直接払いへ移行  第2節 長年の穀物輸入の経験は商社の貴重な財産



第4章 旧ソ連、小麦の大輸出国へ変貌 第8章 穀物貿易はアメリカを主軸に展開


 第1節 旧ソ連の穀物輸入  第1節 アメリカはレジデュアル・サプライヤー

 第2節 プーチン政権下での農業改革  第2節 ドル安の放置はアメリカの利益となるか





著者紹介


茅野 信行(ちの のぶゆき)


國學院大學経済学部教授(経営戦略論、ビジネスリスク・マネジメント論担当)、

中央大学商学部兼任講師(国際経営論担当)、コンチネンタル・ライス・コーポレーション代表取締役





著書紹介


『アメリカの穀物輸出と穀物メジャーの成長』(中央大学出版部 2002) 

『アメリカの穀物輸出と穀物メジャーの発展』(中央大学出版部 2004)

『改訂版 アメリカの穀物輸出と穀物メジャーの発展』(中央大学出版部 2006)



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