中央大学政策文化総合研究所研究叢書 20


日本外交のアーカイブズ学的研究Ⅱ


日本外交のアーカイブズ学的研究Ⅱ

佐藤 元英 ・ 服部 龍二 編著

・A5判 約350頁
・定価:本体 4,000円(税別)
・ISBN 978-4-8057-1419-5
・2015年発行

 日本外交のリーダーシップ、誠意、妥協、危機回避の軌跡を、アーカイブズ学的に検証した論文集。満洲事変における外務省の組織的対応の実態と幣原喜重郎外相のリーダーシップを、来往電の処理過程の分析から検証する。日中大使交換の実施に至る経緯を追い、「梅津・何応欽協定」の成立との関係性を問う。日本の対米開戦決定過程に南方進出はどのように関連していたのか、主として日タイ軍事協定交渉から探る。田中角栄首相は1973年9月26日から10月10日まで、フランス、イギリス、西ドイツ、ソ連を歴訪しており、そこでは資格や貿易問題だけではなく日本の将来像についても語られていた「外交とは何か」を実証的に問う一書である。



主要目次
第一章 満洲事変における幣原喜重郎外相のリーダーシップ
―日本外務省の組織的対応と「五大綱目」をめぐって―      
第二章 戦前期日本外交における中国への「誠意」追求  
―一九三四年外陸海三省合意と三五年日中大使交換を中心に―   
第三章 日タイ軍事協定の模索と日米開戦の経緯         
第四章 田中角栄首相の訪欧と日ソ共同声明
―一九七三年九、十月                     
史資料一 満洲事変時に作成された「パラフレイズ済」文書      熊本史雄
史資料二 日タイ外交史と東アジアの経済発展
―二〇一三年五月二八日「国際環境問題シンポジウム」講演―   
史資料三 日本外務省調書 一八七二~一九三一年         

熊本史雄

冨塚一彦 
佐藤元英

服部龍二 
熊本史雄

佐藤元英

佐藤元英・土田哲夫 校訂




編著者紹介

熊本史雄(くまもとふみお)
冨塚一彦(とみづかかずひこ) 
佐藤元英(さとうもとえい)
服部龍二(はっとりりゅうじ) 
土田哲夫(つちだあきお)



  
駒澤大学文学部教授
外務省外交史料館外交公文書編纂官
研究員・中央大学文学部教授
研究員・中央大学総合政策学部教授
研究員・中央大学・経済学部教授

  

   


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