中央大学政策文化総合研究所研究叢書 7


グローバルガバナンスと国連の将来

グローバルガバナンスと
国連の将来


横田 洋三 ・ 宮野 洋一 編著



・A5判 352頁
・定価:本体 4,000円(税別)
・ISBN 978-4-8057-1406-5
・2008年発行





 地球環境問題、破綻国家への対処、紛争後社会の再構築、国家による人権の弾圧、人道的危機、・・・一国だけでは対処しきれず、地球規模での対処をせまられる問題が次々に生起する現代。それらに対処すべき世界規模の政府はいまだ存在しない。国連は、そのようなグローバルガバナンス(政府なき統治)を、どこまで担いきれるのか。日本はその中で何ができるのか。グローバルガバナンスの担い手としての国連が抱える諸問題を、歴史・事例・制度改革・アクター、そして原理的側面と、多角的に検討し、実務・研究双方の、長期的な展望のための基礎を提供する。





主要目次・執筆者紹介


第一部 国連・安全保障・日本

 第1章 国連の60年:国際法学者の視点から
       ─国連憲章第7章の60年を題材に─
エクス・マルセイユ第V大学准教授 J.-F.マルキ
外務省  
久保田 有香 訳
 第2章 国連憲章の原初案 中央大学文学部教授  武山 眞行
 第3章 日本と国連
       ─人間の安全保障を真剣に考える─
オックスフォード大学日産日本問題研究所研究員 イアン・ニアリー
国際連合日本政府代表部専門調査員 
横田 直文 訳
 第4章 国連平和維持活動への日本の貢献と課題 国際海洋法裁判所裁判官 柳井 俊二
 第5章 国連安保理改革と日本
       ─日本の安保理常任理事国入り問題─
中央大学法学部教授  折田 正樹
第二部 国連の課題:事例研究

 第6章 カンボジアの事例研究
       ─UNTACの政治的分析─
スリランカ平和構築及び復旧担当日本政府特別代表 明石 康
久保田 有香
 訳
 第7章 アフガニスタンにおけるISAF
       ─「人道的」な外科手術後の「看護」に関する研究─
国立グジャラート法科大学学長 V.S.マニ
中央大学政策文化総合研究所準研究員 
竹内 雅俊 訳
 第8章 アフガニスタンの転換
       ─ISAFの役割について─
オーストラリア国立大学教授・アラブ=イスラム研究所長 アミン・サイカル
竹内 雅俊
 訳
 第9章 東ティモール紛争後の政治的基礎の確立に
      おける国連平和維持活動の役割
       ─批判的分析─
東ティモール国連事務総長特別代表 長谷川 祐弘
国際連合日本政府代表部専門調査員 
横田 直文 訳
第三部 国連改革の行方:ガバナンスと国連

 第10章 人権理事会の創設と今後の課題 
中央大学法科大学院教授 横田 洋三
 第11章 平和構築プロセスにおける混合刑事裁判所の役割
       ─法の支配の実現に向けて─
中央大学法科大学院教授 北村 泰三
 第12章 地球環境ガバナンスとUNEPの将来
       ─UNEPからWEOへ─
中央大学法学部教授  星野 智
 第13章 UNESCO文化多様性条約の意義
       ─Helene RUIZ-FABRI論文に即して─
中央大学法学部教授 西海 真樹
 第14章 国連と市民社会
       ─事務総長の役割を中心に─
中央大学経済学部教授 内田 孟男
 第15章 「グローバル行政法」論の登場
       ─その背景と意義─
中央大学法学部教授 宮野 洋一



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