中央大学経済研究所研究叢書 39


フランス ―経済・社会・文化の位相


フランス ―経済・社会・文化の位相

佐藤 清 編著


・A5判 306頁
・定価:本体 3,500円(税別)
・ISBN 4-8057-2233-9
・2005年 刊行


 フランス研究者集団によるフランス社会の多面的実証的な研究成果。トリスタン物語におけるイズー像原型の論考やラマルチーヌの死刑廃止論、経済学説史に占めるワルラス社会科学体系論におけるレジーム構想の意義、エスニック統計手法の問題点と課題、二〇世紀初頭のフランスにおける労働時間短縮運動(八時間制)の歴史と自動車産業(プジョー)における放漫経営から健全経営への軌跡、フランスの人口政策と育児政策に見られる親和力、母子家庭の生活問題と社会手当制度の現状と課題、さらには近年のパックス法やパリテ法までをも視野に入れた極めて広範で多面的なフランス社会の解明を企図した現代フランス論考である。



主要目次


第一章 二十世紀初頭フランス労働運動の労働時間短縮運動
第二章 フランス社会と女性 ―ジェンダー・バイアスのプロフォンド
第三章 ラマルチーヌの死刑廃止論
第四章 西欧中世の韻文「トリスタン物語」におけるイズー像とその原型をめぐって
第五章 フランス自動車産業における放漫経営から健全経営への移行
     ―一九八三年プジョー・リストラ宣言から一九八五年ルノー・ルマン工場スト敗北にいたるリストラ過程
第六章 エスニック統計と「共和国モデル」
第七章 フランス母子家庭の生活問題と社会手当
第八章 フランスの出生・結婚動向と育児支援政策
第九章 L・ワルラスの社会科学体系とレジーム構想
第十章 フランス社会とパックス ―PACSの限界と可能性
廣田 功
佐藤 清
大野 一道
渡邉 浩司

中川 洋一郎
杉森 滉一
宮本 悟
和田 光平
橋 聡
北原 零未





執筆者紹介

廣田 功    新潟大学経済学部教授
大野 一道   中央大学教授
中川 洋一郎  中央大学教授
宮本 悟    静岡県立大学短期大学部助教授
橋 聡    中央大学兼任講師
佐藤 清    中央大学教授
渡邉 浩司   中央大学教授
杉森 滉一   中央大学教授
和田 光平   中央大学助教授
北原 零未   中央大学大学院博士後期課程



この本を購入希望の方はこちらをご覧ください

トップページへ戻る