経済学・財政学


現代の金融と経済


現代の金融と経済

糸井 重夫 著


・A5判 240頁
・定価:本体 2,000円(税別)
・ISBN 4-8057-2166-9
・2004年 発行



 
本書は、七〇年代のオイルショックとニクソンショック以降の国際金融の変容を概観し、中央銀行制度と金融政策のあり方、BIS規制と日本経済、各国の金融規制監督制度の改革などについて考察する。具体的には、プラザ合意以後の国際的政策協調体制の成立と欧州通貨統合の理論的な背景、ドイツ連邦銀行と欧州中央銀行の政策運営及びそのマネタリズム的性格、国際的統一基準であるBIS規制の導入が日本経済に与えた影響、金融機関活動のグローバル化に伴う日米欧(英・独)の金融規制監督制度の改革、などについて検討する。また、デフレ経済脱却のために議論されたインフレターゲット論の有効性についても言及している。




主要目次


第一章 2つのショックと日本経済

 I オイル・ショックとマネタリズムの台頭
 U ニクソン・ショック以降の国際金融
 V 日本経済の構造変化

第二章 プラザ合意以後の日・独の金融政策

 I 国際的政策協調体制の成立
 U バブル経済と日本銀行の金融政策
 V ドイツ連邦銀行の金融政策
 W 新日本銀行法の成立

第三章 欧州中央銀行の設立と金融政策

 I 貨幣数量説の理論と中央銀行制度
 U 中央銀行の独立性
 V 欧州中央銀行の設立
 W 欧州中央銀行の金融政策

第四章 金融規制制度の国際的調整

 I 金融規制の統一化
 U 銀行行動の変化と日本経済
 V 金融システムの変容

第五章 金融規制監督制度の再構築

 I 金融規制の転換と金融行政体制の再構築
 U 各国の金融規制監督制度

第六章 現代のマクロ経済政策
 マネタリズムの台頭とマクロ経済政策

 I 貨幣数量説の発展
 U 裁量的財政金融政策に対するマネタリストの批判
 V 生成不況と財政金融政策の有効性
 W インフレターゲット政策の有効性
 





著者紹介


糸井 重夫 松本大学松商短期大学部助教授





主要論文


『貨幣数量説の研究』(松商学園短期大学研究叢書3、1998年)
『21世紀の金融システム』(共著、中央大学出版部、2002年)



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