経済学・財政学


空間経済学の基礎理論


空間経済学の基礎理論

石川 利治 著


・A5判 224頁
・定価:本体 2,400円(税別)
・ISBN 4-8057-2165-0
・2003年 発行




 経済活動(農業、商業、工業、都市)の立地は職場を中心として日常生活に直接関わりを持ち、その動向は人々の大きな関心事である。また、現代世界においては多くの経済活動が国境を超え各国経済に影響を及ぼし、世界経済全体においても立地動向は重要視される。国際的な係わり合いの中で定められる経済活動の立地は、国や地域の経済全般の在り方や身近な生活に影響を与えている。本書は重要性を増している経済活動の立地を理論的な立場から分析するものである。




主要目次



T 経済活動の立地分析

  1 経済活動の立地分析について

U 作物作付け地域の空間的構成

  1 農業立地の分析と課題
  2 農業における作物の価格および運賃率の立地作用
  3 都市からの距離と農業経営
  4 大都市近郊における作物作付け地域の空間的構成

V 市場地域の形状分析

  1 市場地域分析について
  2 市場地域の形成原理
  3 市場境界の形状分析
  4 市場境界の形状と経営立地
  5 重複市場地域の形成
  6 空間的疑似独占均衡における市場地域分析
  7 空間的自由参入均衡における市場地域の形状分析
  8 フロンティア価格曲線と空間的自由参入均衡解
  9 フロンティア価格曲線の応用
  補論 経営の市場地域における販売量の導出

W 生産と販売機能の分離と経営の立地

  1 生産と販売機能の分離と分析課題
  2 生産と販売機能の分離および統合と経営立地
  3 生産施設と販売施設間の距離差と市場地域構成
  4 運賃率と生産経営の配送施設立地
  5 小売経営数と生産経営の利潤
  6 生産経営による小売市場への介入手法と効果
  7 卸売経営の価格付けと立地

X 工業立地分析

  1 工業の立地分析と課題
  2 輸送費最小化と工業経営の立地
  3 費用最小化と工業経営の立地
  4 利潤最大化と工業経営の立地
  5 立地可能曲線および立地可能地域の導出
  6 範囲の経済と工業経営の立地
  補論 Weber工業立地論の若干の拡張

Y 都市の立地体系分析

  1 都市の立地体系と分析課題
  2 Christallerの中心地体系
  3 経営の利潤最大化行動と中心地の規模と物価水準
  4 3角形に市場地域の導入による中心地体系の変化
  5 市場境界の形状分析の応用による中心地体系の拡張
  6 Losch型中心地体系の構築





著者紹介


石川 利治 中央大学経済学部教授





主要論文


相互依存型工業立地論と工業集積(経済学論纂第二十巻第四号、1979年中央大学出版部)
Spatial Configurations, Competition and Welfare Annals of Regional Sciennce,24,1990(共著)



この本を購入希望の方はこちらをご覧ください

トップページへ戻る