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ハコネ起死回生

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箱根駅伝予選会を振り返って
陸上競技部・長距離のいまを語る

2016年(平成28年)11月15日

藤原正和監督

原賢一郎
「来年こそ」という思いで、
  新たな伝統
  つなぎたい

  陸上競技部長距離ブロック
  藤原正和監督(平15文)

予選会を振り返って

 10月15日(土)に行われた箱根駅伝予選会において、87年間続いてきた連続出場という伝統を途切れさせてしまったことについて、ひとえに私の責任であると感じています。選手たちはよくがんばりました。皆様からの厳しい声も、私たちスタッフはもちろん、選手たちはそれ以上に真摯に受け止めています。そして予選会翌日から、1~3年生は来年に向けた練習を開始しています。新しいチームとなり、「来年こそ」という思いを確認し合いながら、新たな伝統をつなぎたいと思っています。
 予選会を振り返ってみると、集団走ではなくフリーで走っていた選手の1人がタイムを稼げなかったこと、想定よりも集団が早く崩れてしまったということがあります。予選会は8~10番目の選手のタイムが重要になってきますが、7番目以降が62分台になってしまった。この春からチームの体制が変わり、日々の生活やトレーニングの質が高くなったことで、選手には戸惑いもあったことでしょう。
 “たら・れば”の話になってしまいますが、もう少しうまく導いてあげられていたら、と忸怩たる思いがあります。

強くなる魔法はない、日々の積み重ねが大事

 私が監督に就任してからの半年間は、戦力的に余裕がなかったため、できるだけ効果の高いインターバルトレーニングをしてきました。予選会後は1年間という時間ができたので、距離を走れるように、なおかつ結果が出るようにしていきたいと思っています。9月からは、本格的な筋力トレーニングも導入しています。こういったことの成果が出るには、半年はかかります。学生には、「強くなる魔法はないのだから、毎日をしっかりと過ごし、練習を積み重ねるように」と伝えています。
 中大という伝統校の重みを背負う限り、選手たちはプレッシャーと向き合っていかなければなりません。大学側にも箱根駅伝を取り巻く現状を理解していただき、本格的に改革を推し進めていただけることとなりました。本当にありがたいです。予選会落ちという屈辱から再生するためには、選手たちの頑張りは勿論、大学の協力なくしてあり得ません。そして学員の皆様のご声援があって、初めて再生できるのだと思います。87回で途切れてしまった伝統を、また新しい中大として紡いでいき、総合優勝まで漕ぎつけたいと思います。
 来年のお正月は皆様に寂しい思いをさせてしまいますが、必ず復活しますので、少々お時間をいただければと思います。
 今は地に根を張る時間です。日々研鑽を積んで参ります。

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