江川 章ゼミ
Akira Egawa seminar

演習テーマ『日本の食料・農業・農村の分析と展開方向』

ゼミ紹介

本ゼミは農業経済のゼミです。ここでは「農業」を中心に、その土台となる「農村」や、生産物である「食料」など、様々な問題を議論します。

ゼミで中心的に取り扱う「農業」の最大の特徴は、農地を使って生産していることです。
農地を使うことは、三つの意味を持ちます。一つは、農地は自然の一部なので、気候や土壌、生態系等といった自然環境について考慮する必要があります。二つ目は、農地自体が作物を育むことです。人は農地に働きかけて地力を高め、その農地が作物を生産します。単なる空間として土地を利用する他産業とは異なる点です。三つ目は、農地は人々の暮らしと関連していることです。日々環境が変わる農業では、管理のため職住近接が基本です。その結果、歴史や文化、生活が農地に刻まれました。

このように、農業では農地を「自然」、「地力」、「暮らし」の面からとらえ、どのように持続的に生産力を高めるかが課題となります。なお、現代の農業は国内の問題だけでは完結しません。WTOやFTAといった貿易交渉の行方が国内農業を大きく左右するようになっています。

こうした農業をめぐる国内外の課題を柱にしたうえで、生産物である「食料」の流通や需給バランス、安全性を考え、さらに農地が立地する空間としての「農村」の人口問題や生活問題(交通・インフラ・福祉等)、文化に幅広くアプローチするのが農業経済だといえます。

ゼミで行なう議論では、まず文献・資料等を用いて食料・農業・農村問題に関する基本的な理論や考え方の枠組みを幅広く学習します。そのうえで、農村現場で起きている様々な問題を把握するために、フィールドワークを実施します。これらの活動による研究成果は学内プレゼンテーション大会やアグリカルチャーコンペティションといった研究大会で報告します。このように、理論と現実とのバランスを取りながら、食料・農業・農村について考察を深めるとともに、プレゼン技術を磨いていきます。

ゼミでは身近な食料、それを作る農業・農村に加え、環境・資源についても幅広く取り扱います。これらに関心のある方は、ぜひゼミに参加してください!

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【ゼミ】経済学部・江川章ゼミの学生がアグリカルチャー コンペティション2019で優秀賞を受賞しました。
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