思想・評論・随想


証言で学ぶ「沖縄問題」


証言で学ぶ「沖縄問題」
観光しか知らない学生のために

松野 良一 + 中央大学FLPジャーナリズムプログラム 編


・A5判 258頁
・定価:本体 2,700円(税別)
・ISBN978-4-8057-5228-9
・2014年発行




 
集団自決から抜け出し孤児として生き延びた少年、同級生に手榴弾を渡した鉄血勤皇隊員、コザ暴動で嘉手納基地に突入したロック歌手、沖縄のガンジーと呼ばれた反基地運動家、普天間基地移設と辺野古問題、戦争マラリアと陸軍中野学校、台湾疎開と尖閣列島戦時遭難事件など、これまであまり知られていなかった歴史的事実について、今回、当事者が初めて証言。抱え続ける思いを訥々と語る様子が胸をうつ。「沖縄問題」に関する貴重な証言をまとめた異色の力作!




主要目次


【第一部/沖縄地上戦の証言】

 沖縄地上戦の記憶―集団自決、そしてコザ孤児院の記憶
 白梅学徒隊の証言―戦争の悲惨さと平和の尊さ
 ひめゆり学徒隊が見た戦争の本質―今だからこそ記憶を残したい
 鉄血勤皇隊―「手榴弾をくれ」と君は言った…
 戦争マラリア―もう一つの沖縄戦の記憶
 尖閣列島戦時遭難事件

【第二部/戦後の沖縄】

 「沖縄福祉の母」島マス―受け継がれるチムグリサンの心
 なぜ平和ガイドをやるのか?―戦争体験を語り・継ぐ若者
 なぜボランティア団体が遺骨収集を続けるのか?―「ガマフヤー」の活動と心
 沖縄、異国情緒のルーツをたどる

【第三部/沖縄と米軍基地】

 沖縄密約証言
 コザ暴動―米軍の横暴に対するウチナーンチュの不満の爆発
 「命は宝(ヌチドゥタカラ)」の意志を受け継いで―伊江島の基地問題と「沖縄のガンジー」
 普天間基地移設と辺野古問題





執筆者紹介


松野 良一 中央大学総合政策学部教授、専門はメディア論、ジャーナリズム論。
2003年4月から中央大学FLPジャーナリズムプログラムを担当している。





主要共著書紹介


『映像制作で人間力を育てる』(田研出版)
『組織不正の心理学』(慶應大学出版会)
『戦争を生きた先輩たちT・U』(中央大学出版部)
『ネットワーク社会経済論』(紀伊國屋書店)
『デジタル時代の人間行動』(中央大学出版部)




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