中央大学学術図書 95
経済学・財政学


会計の意味論

会計の意味論


田中 茂次 著


・A5判・並製・260頁
・定価:本体 2,600円(税別)
・ISBN 978-4-8057-3144-4
・2018年発行

 会計基準のグローバル化に伴い、新しい会計基準理論の樹立が差し迫った課題となっている。企業の複式簿記や財務諸表の計算構造について、共有すべき構造観があるとすればそれはどのようなものであるかを明らかにするために本書は書かれた。変動貸借付対照表と原型損益計算書という概念を基礎におき、そこから種々の財務諸表が生成される過程を考察する。純資産概念と純利益概念との意味関連を考察し、そこから包括利益計算書やキャッシュ・フロー計算書の意味構造の解明にまでたどり着く。さらに、ミクロ会計型損益勘定とマクロ会計型損益勘定という二つの損益勘定の対比を通して、両会計の間の勘定理論的橋渡しをも試みている。



主要目次


第1章 複式簿記の意味論
第2章 純資産概念の意味するもの
第3章 純利益と包括利益
第4章 会計取引と勘定構造
第5章 キャッシュ・フロー計算書の意味構造
第6章 ミクロ会計とマクロ会計






著者紹介


田中 茂次(たなか しげつぐ)
1930年 宮崎県生まれ
1954年 東京大学文学部卒業
1959年 中央大学大学院商学研究科修士課程修了 同大学助手
1962-2000年 同大学専任講師、助教授、教授  現在、中央大学名誉教授

[主な著書]
『利潤計算論』中央経済社、1970年
『現代会計の構造』中央経済社、1976年
『会計と構造』税務経理協会、1986年
『物価変動会計の基礎理論』同文舘出版、1989年
『会計言語の構造』森山書店、1995年
『損益計算の構造』森山書店、1996年
『会計深層構造論』中央大学出版部、1999年
『キャッシュ・フロー計算書』中央経済社、1999年




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