経済学・財政学

中央大学経済研究所研究叢書 72


経済理論・応用・実証分析の新展開

経済理論・応用・実証分析の
新展開


 松本 昭夫 編著

・A5判・上製 348頁
・定価:本体4,100円 (税別)
・ISBN 978-4-8057-2266-4
・発行 2017年

 伝統的経済理論を縦糸にその新たな発展を含む自在な応用適応性を横糸にとり、現実の経済の様々な問題を明確かつ簡潔に読み解く。第Ⅰ部では古典的なカレツキーやグッドウィンに依拠した景気安定化政策、正規・非正規雇用問題、新古典派二部門最適成長モデルにおける消費外部性に注目した経済構造変化分析などを考察。第Ⅱ部ではシグナリング・ゲームに基づき「企業の利益操作の問題」、「大学新卒者市場における早期離職率問題」、「言語の多様性とそれを支えるネットワーク構造」を分析。さらに環境問題の一つとして森林涵養の財源を所得税や消費税に求める環境政策の提言。第Ⅲ部は日本の時系列データを用いたリミット・サイクルの実証研究。



主要目次


第I部 経済理論分析の新展開
第1章 変動相場制2国カルドア型景気循環モデルの動学的特性と比較静学的特性について
第2章 賃金交渉を考慮した3階級カレツキアン・モデルにおけるマクロ経済分析
第3章 長期均衡における消費外部性による構造変化
第4章 2部門成長モデルにおけるサービスと製造業
第5章 需要飽和および需要創出による経済成長
第Ⅱ部 経済応用分析の新展開
第6章 利益操作を行う際の考慮要因  ―「他社との関係」と「他期間との関係」―
第7章 森林涵養からみた環境保全政策
第8章 会計基準の厳格化が報告利益管理に及ぼす経済的影響:解題
第9章 プレイヤー間のネットワーク形成を伴う言語のゲーム
第10章 Consumer Heterogeneity and Gains from Trade in Renewable Resource Trading
    :No Management Case
第11章 Dynamic Approach to Japanese New Graduates Job Market with Noisy Signaling
第Ⅲ部 経済実証分析の新展開
第12章 貨幣と景気循環―均衡の不安定性とリミットサイクルの計量分析―
第13章 Trade Union Behavior and Wage Formation in Japan
    :Theoretical and Empirical Perspectives




執筆者紹介


(執筆順)
松本昭夫    研究員(中央大学経済学部教授)
浅田統一郎   研究員(中央大学経済学部教授)
大畑勇輔    客員研究員
髙橋青天    客員研究員(明治学院大学経済学部教授)
室和伸    (明治学院大学経済学部教授)
村上弘毅    研究員(中央大学経済学部助教)
田村威文    研究員(中央大学経済学部教授)
中山惠子   (中京大学経済学部教授)
白井正敏   (中京大学経済学部教授)
平井秀明    客員研究員(西南学院大学経済学部准教授)
福住多一    客員研究員(筑波大学人文社会系准教授)
小川健    (専修大学経済学部准教授)
野中康生    客員研究員(関東学院大学経済学部准教授)
西垣泰幸   (龍谷大学経済学部教授)
佐竹光彦   (同志社大学経済学部教授)
牧大樹    (同志社大学商学部准教授)
中平千彦    客員研究員(明海大学経済学部准教授)
薮田雅弘    研究員(中央大学経済学部教授)



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