中央大学学術図書 96
政治


会計の意味論

岩倉使節団と銀行破産事件


菅原 彬州 著


・A5判・上製・310頁
・定価:本体 3,100円(税別)
・ISBN 978-4-8057-1157-6
・2018年発行

 明治5年秋、ロンドンの銀行破産で多額の預金を失った岩倉使節団と欧米の日本人たち。岩倉・木戸・大久保らの団員たちや留学生たちは急場を拝借金で凌いだが、その返済をめぐって大蔵省と正院はどんな遣り取りを行い、最終的にどのような処理となったのか、長州人南貞助の甘言に乗せられ預けた公私の預金額・損失額はどのくらいか、また破産した銀行はどんな営業をしていた銀行だったのかなど、太政類典や関係者の回想録の史料よりその実態を究明した研究書。



主要目次


第1章 南貞助の自叙伝『宏徳院御略歴』
第2章 アメリカン・ジョイント・ナショナル・エージェンシー
第3章 拝借金と預金損失処分(その一)
第4章 拝借金と預金損失処分(その二)
第5章 拝借金と預金損失処分(その三)
第6章 ボールズ兄弟商会の経営状況
第7章 ボールズ兄弟商会債権者の取調始末






著者紹介


菅原 彬州(すがわら もりくに)
1944年 北海道稚内市に生まれる
1967年 中央大学法学部政治学科卒業
1969年 中央大学大学院法学研究科政治学専攻修士課程修了
1969年 中央大学法学部助手
1982年 中央大学法学部教授
2015年 中央大学名誉教授

[主な著書]
『大和市議会史 記述編』(共著、大和市、1990年)
『中央大学百年史』(共著、中央大学、2001年)
『連続と非連続の日本政治』(編者、中央大学出版部、2008年)
『超然と独歩す』(監修、中央大学出版部、2013年)




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