政治・行政


ハイドロポリティクス


ハイドロポリティクス
星野 智 著

・A5判 380頁
・定価:本体 3,800円(税別)
・ISBN978-4-8057-1155-2
・2017年発行

 近い将来、気候変動と人口増加による水資源不足が深刻な状況を迎える可能性が高いといわれている。地球上の水資源のうち97.5%は塩水で、淡水は残りの2.5%にすぎない。地球上に存在する水のうちで人間が利用できる水量は0.01%とほんのわすがにすぎない。2025年には18億人が絶対的な水不足の状況に置かれるといわれている。本書は、ハイドロポリティクス(水の政治学)という視点から、ナイル川やヨルダン川などの水資源をめぐる紛争や戦争の問題を探ると同時に、水資源に関するグローバルなガバナンスやレジームの現状を検討し、「水に対する人権」の問題を含めて将来的な水資源のあり方について考察する。



主要目次



 第T部 水資源をめぐる紛争と国際流域ガバナンス
 第1章 中央アジアの地政学と水資源問題
 第2章 アラル海地域の水資源と環境
 第3章 ユーフラテス・チグリス川の水資源を
     めぐる紛争とガバナンス
 第4章 ナイル川流域の水資源をめぐるレジームと     ガバナンス
 第5章 ヨルダン川流域の政治的対立と水資源問題
 第6章 メコン川流域のガバナンスとレジーム
 

第U部 グローバル化と水の国際ガバナンス・レジーム
第7章 グローバル化と世界の水資源
第8章 水をめぐるグローバル・ガバナンス
第9章 EUの水政策と水枠組指令(WFD)
第10章 水の国際レジーム
    ―ヘルシンキ規則からベルリン規則へ―
第11章 水に対する人権と「水の安全保障」
第12章 水資源をめぐる紛争とその平和的解決に向けて




著者紹介


星野 智(ほしの さとし) 1951年 札幌市生まれ
現在 中央大学法学部教授
専攻 現代政治理論、環境政治理論





主要著作


『現代国家と世界システム』(同文舘、1992年)

『世界システムの政治学』 (晃洋書房、1997年)

『現代ドイツ政治の焦点』 (中央大学出版部、1998年)

『現代権力論の構図』   (情況出版、2000年)

『市民社会の系譜学』   (晃洋書房、2009年年)

『国民国家と帝国の間』  (世界書院、2009年)

『環境政治とガバナンス』 (中央大学出版部、2009年)

 ほか


   



この本を購入希望の方はこちらをご覧ください

トップページへ戻る