戻る   進む   目次

P73〜P74

 
教員採用試験
 
教員採用試験の現状
 
 教員の採用状況は、近年新規採用数が伸び始めており、かつての高倍率とはずいぶん異なる環境となっています。しかし、近年の教員採用試験では、質の高い教員を得るための改善が進められており、「人物評価を重視した選考」が行われています。したがって、一般教養や専門科目の勉強だけでなく、ボランティア活動などの課外活動を通して人間としての幅を広げるよう努めてください。教員を目指す皆さんには、万全の準備を不屈の精神をもって教員採用試験に挑戦していただきたいと思います。
 
教職講座
 教職事務室では、皆さんの試験準備の一助とするために、教職講座を開設しています(有料)。期間は受験前年の10月から翌年2月まで、講師は外部から招聘しています。講義は年間10数回で、教職のベテラン講師による教員採用状況等の分析、試験に関する講義など実践的な指導を行い、また、そのときどきの情報をタイミングよく提供します。皆さんの積極的な参加を希望します。本試験までの時間を有効に活用し、目的を達成されるよう期待します。
 
公立学校
 
 公立学校の教員となるためには、各都道府県(市)の教育委員会が実施する公立学校教員採用(候補者)選考試験に合格しなければなりません。試験の実施方法、試験期日などは各教育委員会により異なりますので、あらかじめ応募方法・試験日程を調べて確認しておく必要があります。  (92〜93ページ参照)
 
応募方法
 出願書類はそれぞれが各都道府県(市)の教育委員会に請求・提出することになります。(4月中旬〜6月上旬)
 試験期日は、各都道府県(市)では地方毎にブロック化され、統一した日時を設定して試験を行う傾向にありますので、併願を希望する方は、試験日程等に注意してください。
 
試験内容
 試験は、教員の資質と能力をみるためのもので、一次試験と二次試験に分けて行われます。筆記試験では、一般教養・教職教養・専門教養・論文試験・適性検査を、二次試験では、個人面接・集団討論が行われ、併せて、実技(英語・保健体育・音楽・パソコンなど)が試されます。この結果、適性と判定された者は、教員候補者名簿に登録され、本人に通知されます。
 採用に当たっては、教育委員会で職員構成や学校経営上の諸点を考慮して、健康診断・履歴照会などを行い、採用を決定されます。
 
私立学校
 
 私立学校教員の採用試験はさまざまな形で行われています。各学校が独自の校風と特色を持っているため、それぞれの個性に合った教員が必要とされているからです。主に以下の6つの方法があります。
1. 求人票などによる公募(中央大学への2009年度求人数:321件)
公立学校に準じた試験(筆記・面接)が行われ採用が決定されますが、学校によっては、理事長や学校長の面接のみで採用されるケースもあります。また、模擬授業形式の試験を行う学校もあります。求人・試験の時期は、公立学校採用試験とは異なり、随時行われますので、常に求人票の掲示には注意してください。採用人数もきわめて少数ですので、積極的に受験することが望まれます。
2. 大学教授などの推薦・紹介
3. 各学校の出身者から応募者を募る
4. 私学協会の名簿に登載
東京・群馬・静岡・愛知・兵庫・広島・福岡などの各都県では、私学協会が毎年適性検査(教職教養・専門教養など)を実施しています。名簿には成績順に登載されますが、必ずしも成績順に採用されるわけではありません。詳細については、各自で問い合わせてください。(94〜95ページ参照)
5. 私学協会に履歴書を委託
委託制度を行っている都道府県は少数です。私学協会に履歴書を預けておくと採用を希望する学校の求めに応じて適時閲覧できるようにしているところが多いようです。
6. インターネットでの求人情報
一部の府県では、私学協会のホームページに求人情報が掲載されているものもあります。
 
 なお、私立学校では新卒で専任教員に採用されることは少なく、常勤講師、非常勤講師として数年現場を経験してもらうケースが多くなっています。
 
教職専用掲示板
 
 キャリアセンターの教職専用の掲示板は、多摩校舎ではキャリアセンター前廊下に設置されています(求人票の原本はすべてキャリアセンター事務室内の「私立学校教員」ファイルに入っています)。また、理工学部校舎では、理工キャリアセンター事務室前廊下に設置されています(求人票は「教員募集」ファイルに入っています)。
 この掲示板には「私立学校の求人票」、「教員関係の各種行事のお知らせ」などを掲示しますので、見落とさないよう注意してください。
 
戻る   進む   目次