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光 の形而上学
 知ることの根源を辿って
山内志朗 編 (慶應義塾大学出版会、2018年2月刊)

 ―「存在」と「光」の哲学―

 
 古代ギリシャからルネサンス、中近世まで知の歴史における二つの問題圏に気鋭の論者たちが挑む!

 ■目 次■
はじめに 山内志朗
第Ⅰ部 古代の光
プラトン「太陽」の比喩 納富信留
光の超越性と遍在性
初期ギリシア教父における光とロゴスをめぐって
土橋茂樹
プロティノスにおける光と言語の形而上学 樋笠勝士
第Ⅱ部 中世における展開と発展
中世存在論における唯名論
実体論批判としての唯名論
山内志朗
トマス・アクィナスにおける「光の形而上学」の可能性 上枝美典
太陽の光はなぜ熱いのか
ロバート・グロステストの『太陽の熱について』
神崎忠昭
15世紀シエナ美術における光と影
サッセッタ作〈聖痕を受ける聖フランチェスコ〉の場合
遠山公一
第Ⅲ部 伝統の継承と刷新
東方キリスト教圏の光に関する体験的言説とその特質 谷 寿美
弾む御言(みことば)、差し込める光
中世ドイツの宗教と世俗文学に現れた光をめぐる言説
香田芳樹
神の光、そして預言者とイマームたちの光
イスマーイール派によるクルアーン「光の節」の解釈
(スィジスターニー『神的王領の鍵の書』第52章の翻訳と解題)
野元 晋
同一性と指示詞に基づく論理体系 藁谷敏晴
あとがき 山内志朗

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