キャンパスでは
いろいろなタイプの学生を見かけます
4年間を過ごした後
キャンパス生活が
十分意味のあったと満足し感謝している学生
「VIP学生」
他方で
結局何も掴めず、大学生活の意味を分からないままに去っていく学生
「KISS学生」
卒業後の社会生活でも
おそらく人生の生き甲斐に
両者の間に
大きな差が生まれてきているのかもしれない
前者の「VIP学生」は
就職試験で高く評価されて
希望の道を進んでいる
校舎の「KISS学生」は
就職試験でも厳しい判定の前に
しばしば大苦戦
なかなか希望の道を進むことが出来ない
ここでは
典型的な二つのタイプを取り上げており
実際には
さらにいろいろなタイプに分かれ
しかも
就職活動でも、
それぞれに自分の道を探していくのでしょう。
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「VIP学生」
遙か前に学部の新入生オリエンテーションで
学生への励ましに使った言葉です。
「キャンパスの V、I、P、で
大学のVIP(very important person、重要人物)になれ!!!!」
大学で重要人物(VIP)と呼ばれる学生の特徴は
V: Vigor(活力)
I :Information(情報)
P : Purpose & Planning(目的と計画)
● Vigor Vitality
当時
文学部の有力な教授は、こう言っていました。
学生に活力さえあれば、なんとでもなる
活力がないと、こちらとしてどうしようもない
心身共に元気のある学生が欲しい
大学生活で活力のある学生は
活発に動きますので
どこかで大学生活の良さを味わっている。
勉強がどんなに忙しくても
アルバイトしながら
サークル活動しながら
海外旅行しながら
もういろいろ実践的なな体験学習を重ねています。
田中ゼミのような忙しいゼミに入れば
あまりに忙しくて、他の好きなやりたいことはできない
これはまったく嘘です。
問題は活力があるかどうか
短い時間に
次々にいろいろな問題を処理する活力(脳の働きの活発さ)
少々時間が長くなっても、
強い忍耐力で集中力を維持し
頑張り抜く心身の活力
大学の日常生活で
仲間の中でいろいろ難しい問題が出てきても
へこまずに自分を堂々と生かして行こうという活力
壁を作らずオープンに
いろいろな人々と良好な仲間関係を構築して行こうという活力
こんな活力があれば
大学生活では
大きな成果をあげることができます。
活力をなくして「引きこもる学生」も時々見られます。
ある程度の時間
引き込んで気持ちのバランスを回復すれば
また活力を出して
大学生活に適応していくことが重要です。
実践的なFLPでもっとも重要な素質は
foot-workの良さ
何度も話しているように
大学時代は、大学の中の座学だけでなく
社会に出て実践的な問題を考える機会が多くなります。
その時
やはり元気がないと、社会への入り口で躊躇して
実践的な研究活動が進みません。
活力さえあれば、どんどん問題の現場に行って
なんらかの成果を上げてきます。
アフリカの砂漠のような熱気のジプチーまで
問題を調べに行こうと考えるのは
確かに活力が必要ですね。
ここでの活力は
肉体的な活力だけでなく
精神的な活力も含まれます。
気候条件も悪いし、生活の条件も整備されていない
人間関係も希薄だし、辛いこと、慣れないことばかり
それでも
へこたれずに、どんどん目的に向かって進んで行くには
相当の精神的活力、タフさが求められます。
実際に学生たちがその活力をもって
楽しそうに困難な調査作業を進めています。
仲間がいれば
お互いに助け合って、活力が大きくなっていきます。
心身の豊かなバイタリティ
就職試験で
企業の人事がもっとも重視している学生の資質です。
から元気でも良い
自分を励まして
仲間の中に入り込み
興味を持ってやってみる
自分の出来映えなんて気にせずに
失敗しても学生時代は許される
いいじゃないですか、また頑張れば
元気を出して行きましょうよ
● I Information(情報)
また別の機会に詳しく話します。
大学も、大勢の人が一緒に生活している社会です。
この社会で生きていくためには、
廻りの人々との関係を良好に保たなければなりません。
自分の廻りの動きに関する情報が一番重要になってきます。
授業の関係でも
担当の先生が
どのような内容の学問を教えているのか
教え方はどうなのか
教科書や副読本は、どのような内容のものか
どのような内容の試験を何時するのか
今度のレポートのテーマは?、
出席をいつ取るのか
先生に聞きたくなったどうすればよいのか
学習に関して、一杯一杯、
重要な情報があり
それがあまり手に入らない方は
残念ながらキャンパス生活から落ち零れていきます
知らなかったよ
そういう学生が、結構多いですが
それはねー
君の情報ネットワークがどこかおかしいよ!
仲間から聞かなかったの?
キャンパス生活には、不可欠な情報がいっぱいあります。
サークル情報、アルバイト情報、イベント情報
これは
学生さんのブログで教えて貰って下さい。
・情報ネットワーク
友人の素晴らしい情報ネットワークにしばしば助けられます
どこでそのような情報を仕入れてくるのか
仲間に凄い情報通がいる
こんな連中を仲間に入れておくと
みんなが、その貴重なキャンパス情報に助けられている。
同じクラスやゼミの仲間だけでなく
部活やサークルなどの先輩も
非常に頼りになりますね。
お陰で、学校の成績も就職も
彼らのもたらす情報で
大いに助けられました
と
卒業の時に
親しい仲間に感謝する卒業生がよく見かけますね。
田中ゼミの情報ネットワークも、ピカイチ
田中ゼミが動き出すと、就職活動も本格化する
一時は、そう言われました。
情報から阻害されると
不安になりますよ
大切な情報が自分だけ知らないでいるかもしれないと思うと
安心できない
残念ながら
キャンパス生活に素直に適応できなくて
大学の相談室などに来られる学生さんの中には
親しい仲間が少なく
キャンパスの情報に疎い方が見られますね。
キャンパスで孤立感を深めていくと
やがて精神的に
引きこもりの鬱の状況に追い込まれる危険性が出てきます。
楽しくおしゃべりできる仲間が必要なんですよ。
情報ネットワークの中に入っていると
自然といろいろな話題が出てきて
みなで話す機会がそれだけ増えてきますよ。
良い仲間に恵まれた学生たちは
みんなで大学生活を十分に充実したものにしています。
仲間との交流の中で一番大切なことは
お互いに情報に敏感で
信頼できる仲間が集めた情報を
仲間内で密に共有しあうことです。
オープンな心で、親しい友の輪を拡げ
みんなで大学生活の情報通になろう。
● P Purpose & Planning (目的と計画)
大学生活は
僅かに4年間です。
あっという間に4年間は過ぎます
というよりも
3年の終わりにはもう就職活動、
大学生活の成果を総括して、社会に出る準備をしなければなりません。
1年生
自分の目標とした大学学部でないと言って
いつまでもうじうじした気持ちで落ち込んでいる学生さん
もうすぐ夏休みが来ます。
10月から、
やっと気持ちを切り替えて再開しても
すぐに12月でお終い
期末試験が待っている。
これでしっかりよい成績をとらないと
後で大変ですよ。
第一志望の大学学部に入れた学生さんも注して下さいよ。
その喜びに浸って、
それで自分の学習活動は、もうお終いと思っていませんか
これからがスタートですよ。
今の大学は、入ることが人生の目標であって
その目標を達成すると
もう自分にはこれから先何をやればよいのか
ボーとして、大学の新しい勉強に身が入らない
気力が出てこない
そんな学生さんは、
すぐに期末試験
立派な大学に合格した優等生のつもりが、
いつの間にか劣等生
必要な単位はいくつも落としているし、
優などの評価は一つもない
さあー大変
2年から
心機一転、頑張ろう
気を取り直しても
1年の基礎勉強が不十分で
2年のより高度な学習になかなかついていけない
これから何を目的にして
どのように学習生活を着実に進めて良いのか
1年間もすっかり遊んでゆるんだ脳では
もはや考える気力もノウハウも出てこない、
学校生活もおもしろくなくなる
入試までの優等生が、
大学に入って「落ち零れ組」
よくあるパターンですよね
田中ゼミに入って再起を期そうという学生
うまく試験にパスすれば
びっくり
猛反省の日々
この大学学部に
こんなに意欲的に学習活動を進めている学生がいるとは
おれは、
もはや取り残されたのか。
その反発力が本格的に出てくれば
素晴らしいです。
猛烈に勉強を始めます
目的・目標設定と
それを達成するための勉強計画を具体化する
何を勉強するのか
それは何のためなのか
じっくり自分の心の中で考えて
自分のこれからの
学習の目標・目的を決めていきます。
その目標・目的を達成するために
卒業までの大きな学習計画を練っていき
それにしたがって
学習活動を展開していきます
もちろん
計画通りには学習は進みません
時々反省しながら
学習プランを修正し、
目標を少しでも達成しするように
精一杯の努力を重ねていきます。
そして
卒業するときには
大学生活の大きな成果を、実感することができます。
大学生活は
時間が限られており
やるべきことはいっぱいある
その中で大学生活を充実させるには
目標・目的をしっかり持って
学習活動を計画的に着実に進めていくこと
大学の学問なんて
あまりにも奥が深くて、難しくて
短時日にはとても学習不可能
長期的にしっかり目標を決めて
一歩一歩着実に進むことですね
以上
VIP学生は
活力と情報を生かしながら
目的目標を達成するように
計画的な大学生活を送っています。
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昔朝日新聞の投書欄「学園広場」で私も参加して
「今教師は、多くの学生のkiss攻勢に参っています」
(記念品に立派なブランケットをいただいたような)
●「KISS学生」
K=欠席
I =変なインフォーメイション
S=私語
S=卒業・試験
こんな経験のある方も多いでしょうね。
だって、こううそぶいている方がよくいたものね。
大学当局から
金をむしり取られて
住むところまで通学圏に決められて
せめてせめて
自分の時間までとられてなるものか。
自分が自由になれる貴重な時間を!!!
でも、
あのひらひらのお札(卒業証書)だけは貰わないとね。
大教室を担当する教師は、実に悲劇のピエロ
この世の中にこれほど哀れな迷い人はいないと思われる。
● K(欠席)
今日は、お客さんの入りが良いね、こんなに学生がいたんだ
ありがとう、
私が担当している田中です。
今日は、中間試験の予定
でも
あまり人数が多くて、
私一人では監督できないから、
今日はやめます。
教室、一斉にブーイング
(期末試験の会場に入って来た担当教授、この大人数にビックリして
私がこの授業の担当の・・です。以後よろしく。
大爆笑!!!
もう授業は終わったんだよ、先生)
まあ、顔を出してくれたんだから、嬉しいよ。
頑張ってね。
授業に出てこない者に教えろ、
と言われても、一体どうすれば良いの
学問の話なんて、
落語のように一回きりの読み切りではなく
続いて聞いて考えをまとめていかないと、まったく分からない。
あなたは、1を聞いて10を知る天才では、ないんだから。
● I(情報)
一番に聞いて貰いたい学問の話は、ぜんぜん受け付けないで
「変なキャンパス情報」に異常など敏感に迅速に反応する、
いつも眠っているようでも、やはりこいつも生きているんだな。
「あの科目は楽勝科目」、
なんだか学部を越えてまでその恩寵の情報はひろく駆けめぐる
今年も大勢集まったな、「なめんなよ、このなめ猫たち」
「次回の授業では出席を取るらしいよ」、
えー、今日はなんでこんなに大勢の人がいるの、
今日はやめたやめた、人が多すぎるよ。大変な作業だよ!
担当の先生が、
「試験はここが出そうと言っていたよ」
試験の解答の準備、皆で一斉にして暗記用のペーパー作成。
(試験が終わった後、教室の引き出しにこのペーパーが虚しく残されて、
可哀想に捨てられたのね。)
それが一斉に多くの仲間に回るものだから
「自由に自分自身の考えを書け」という設問であるのに
なんで、同じ解答がこんなに続くんだ
原作者は誰だ、
君だけには、なかなか良いできだから、グレートな点を上げたい、
名乗り出てこないだろうな、
みなだめだよ、ペケ!
夜みなが同じ夢をみる筈がないから。
人間みな違うものね。
● S(私語)
今日はお客さんの入りが良いね、
授業中、
あの、そこの方、ちょっと、どこか分からないところがあるの、
直接私に聞いてよ、
隣の人に話しかけてばかりで、みんな迷惑だよ!
あの、そこの方、ちょっとちょっと、
もういい加減にしてよ、二人で口喧嘩ばかりして
講義の方は
少し黙っていてあげるから、
二人で廊下に出て決着をつけてきてよ。
あの、そこの方、
あの、そこの方
わー、もう止めた、うるさい!!!
負けましたよ。
私が黙るから、もう講義はしないからね。
どうぞご自由にお互いに話の要件をすましてきて。
私はもう口を聞かないもんね。
あれ、教室内、
水を打ったような深い静かさ、
「静かさや、一声染みいる百花園」(女性が多い教室、数百人)
教室のみんなが沈思黙考の数分間、
授業ももはや再開できない程の
深い深い沈黙の世界
長年の経験で
良い方法が見つかったよ、
私語を止めさせるためのベストの方法。
集団催眠、
みなさん目をつぶって下さい、はやく目をつぶって
ここは横浜、港町、
汽笛とともに、船が出航していきます。
どこに行くのでしょうね。
あの中の荷物はなんでしょうか、
どんなものが運ばれているの(輸出品)
あ!向こうから大きな貨物船が入港してきましたよ。
みなさん見えますか、
目をしっかりつぶって心で見ましょう、
大きい船ですね、コンテナ船ですよ。
食料品が一杯載っていますね、
どこから来たのでしょうね(輸入の話)
さすがに集団催眠の授業を続けると、
少し怖くなる、
みながかかってしまって、
呼び覚まし方が知らない
● S(卒業・試験)
正月早々、
今日は懐かしい顔が見えていますね、
まだ、大学にいたんですか。
久しぶりだよ、お富さんだね。
卒業したくなってきたんですって、
へー!!!殊勝なこと。
就職内定をもらったら、
会社が卒業してから来いというんだって。
親父がいつ卒業するのか、しつこく聞くんだって。
このまま遊んでだらだらしていては、
もう大学卒の資格ももらえそうにないからって
それはまあ奇特なこと。ご苦労さん!
あの、
先生に単位を貰わないと卒業できないんです。
先生の単位をいただけると卒業できるのです。
ほんと、困ったね。
そんなに私を苦しめるなよ。
あれ、君
私の単位をあげれば、卒業大丈夫と言っていたのに、
まだ外の先生にも頼んでるの。
一体何単位残っているの、
なんだ、どの先生にも、
先生の単位だけで
私は卒業できるからよろしくって、
ずいぶんあっちこっち、言い回っていたんだね。
君は、元気が良いね、
次々に先生を攻略しようというその逞しさ、図々しさ。
前には
とても、そんな元気者には見えなかったけど
いつも私から隠れてばかり、
教授の前で小さくなっていたのに
そんなに元気に歩けるの、
それなら
もっとはやく元気に、
いろいろな先生のもとで修業してよ。
どの先生も、喜んで卒業させてあげるよ。
でもね、君
この紙切れ、確かに卒業証書だけど、
ただの紙切れだよ、
社会に出て誰もこんなもの使ったことないもんね。
この卒業証書はね。
4年間一生懸命に勉強してきた学生に、
その実力を証明するものんだよ。
鍛えた実力は
脳の中に蓄積されてるんだよ。
その証明なんだよ。
なーにもしないで、
卒業証書だけもらっても、
一体それで何を証明するの、
違うって、違う違う、
大学で遊び惚けていましたなんて、
卒業証書に書いてないもん。
●キャンパスの学生のKISS攻勢、
甘いキスではないですね。
今時、
学生にうっかり甘いキスを許すと、
セクハラで辞職ものだから、怖い怖い。
● 総合施策学部のKISS
「K評価」
学部棟の一番大きな教室で、いつも遅れた方の空席探し、
中には教室の後ろで、ジベタリアン、申し訳ない。
「I評価」
途中に2度軽く、出席確認の試験をしても、
教室の込み方は、いつものようだから、
情報には
それほどバイアスがかかったものでもなさそうです。
開発問題を勉強したいから
この教室に出てきているようだ。
「S評価」
これは満点、文句のつけようのないくらい静かに聴き入っている。
多くのお母さんが次々子供を産んで、
体が弱くなって死んでいくんだけど
衛生環境の非常に悪い中で
どうしたら無事出産できるの、
どうしたら死にそうなお母さんに、
元気と生きる勇気をあげられるの
マザーテレサは
上げるためのお金も、物も、何にもなくてもよいの、
泣いている人の側に行って上げるだけで良いのよ。
側であなたの暖かい心で温めるだけで・・・
そんな話をしていると
もう
誰も
ひとこともない
心の中で泣いているのだろうか。
「S評価」
明日の試験が楽しみです。
最後に学生に「ビッグな贈り物」をお願いしたので、
期待していますよ、学生さん!