T.S. ストリブリング「カリブ諸島の手がかり」
T.S. ストリブリング「カリブ諸島の手がかり」(河出書房新社)
単行本の世界探偵小説全集(第15巻)を区立図書館で借りて読む.文庫本もあるらしい.
民族学の本を読んでいると,時々紹介されているので,気になっていた.推理小説短編集.心理学者の主人公が,カリブ諸島の島々で事件に巻き込まれるが,それぞれの事件が文化の違いを浮き彫りにする,という仕掛け.
問題作として有名なのが,最後の「ベナレスへの道」.読む前に長さを確認すると,凄く短い.こんな短くて,問題作なのは何でかなぁ?と不思議に感じつつ読む.....読んだ.
これは....まいった.確かにこんな推理小説読んだことない!これは本当にまいった.種明かしは一切できない.気になる人は自分で読むしかない.「問題作」というだけで,公開して議論ができないワケが良く分かった.
ハイチが出て来ます.ジャレド ダイアモンド「文明崩壊(下)」を読んだときから,ハイチは気になっていたのですが,地震後のハイチの様子が気になっています.


