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学員経済学会支部

第24回定例総会・第1回学員経済学会論文賞授与式を開催

▽6月2日
▽駿河台記念館

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会員集合写真

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学生集合写真

 平成30年度の定例総会行事は、去る6月2日(土)、総員77名の出席をいただいて、駿河台記念館で盛大に開催された。(本会は、中央大学学術連盟経済学会に在籍したOB・OGで組織した会です。)

【第1部 定例総会】
 総会は、本会会員45名の出席のもと、杭迫重臣副幹事長の司会で始まり、八木庄三郎副会長の挨拶の後、議長に竹内友次郎副会長を選任し議事に入った。第1号議案から第5号議案を高橋一朗幹事長が提案し、昨年度の事業報告・本年度の事業方針、細則の一部改正案など全ての議案が全会一致で承認された。

【第2部 講演会】
 続いて、経済学会学生14名、学員経済学会論文賞(以下、「論文賞」という。)受賞学生11名が加わり、講演会を開催した。講演会は、本会会員で久留米大学経済学部教授の大矢野栄次氏に、「江戸のCFO 藩政改革に学ぶ経営再建のマネジメント -経済理論と経済政策-」と題して講演をいただいた。講演は、単なる江戸時代の藩政改革に成功した人物評伝ではなく、経済理論を用いて、江戸の時代の社会制度を鋭く紐解いた点が斬新で、聴講者を大いに満足させるものであった。

【第3部 論文賞授与式】
 論文賞は、本会の設立目的である「中央大学の興隆に寄与す」の実現には、大学で優秀な学生を育て、その学生が社会で活躍することの積み重ねが重要であるという認識の下、「本会で何ができるか」をテーマに、一昨年来、学術連盟経済学会の役員教員と本会役員が度重なる検討を加え、論文賞の設立に至った。そして、優秀論文に鈴木敏文(株式会社セブン&アイ・ホールディングス名誉顧問)本会会長名の賞状を授与することにより、一人でも多くの経済学会及び経済学部の学生に経済学の研究に真摯に取り組んで貰い、結果として、学生自身の学術向上の一助になれば、「OB・OGとしての本望」という熱い信念のもと、昨年度スタートした。
 この間、学生に対しては、経済学会の役員教員が中心となり、論文構想について、論文執筆の留意点の解説セミナー、計量経済分析力強化のためのデータ分析実習セミナーなどを開催し、論文作成のバックアップを図った。幸いにも学生に本趣旨を理解され、問題意識の共有化による論文作成グループの構成、テーマ設定の後、半年強の期間で論文を仕上げ、今回は11点の論文の応募提出があり、初めての授与式の挙行に至った。

 授与式は、ご来賓の大村雅彦理事長、篠原正博経済学部長、黒田克司学員会副会長、そして経済学会論文賞を主導した飯島大邦経済学会会長、小森谷徳純経済学会副会長、浅田統一郎経済学会顧問、入賞ゼミを指導された松本昭夫経済学部教授のご出席をいただいた。 最初に、飯島大邦経済学会会長から、論文賞についての趣旨説明(詳細:後記)、応募論文の概要、審査状況、優秀論文の発表があった。応募論文は4月5日の締め切り迄に、3年生の部が9グループ、2年生の部が2グループの水準の高い論文応募があり、経済学会役員教員及び本会会員(他大学教授・シンクタンク上席研究員)による審査が行われ、本日の表彰論文4点を決定した。

 続いて、鈴木敏文本会会長から、3年生の部 最優秀賞1点、優秀賞2点、2年生の部 優秀賞1点のそれぞれの学生に対し、賞状及び記念品の授与が厳かに執り行われ、学生にとっては生涯忘れることが出来ない1日となった。また、最優秀論文「テーマ:越境 EC と情報の非対称性」のプレゼンテーションが、受賞した小森谷ゼミナールグループの4名の学生によって行われた。発表はプロジェクターを使用し、高度な内容にもかかわらず、ポイントを絞り、視覚に効果的な手法を取り入れ、聴講者も感心する内容であった。その後、大村理事長、篠原経済学部長から、論文賞に対する高い評価、学生に対する激励などのお言葉をいただいた。

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(左)賞状授与の様子、(右)小森谷ゼミ


【学員経済学会論文賞について(概要)】
○趣旨
「實地應用ノ素ヲ養フ」という本学の建学の精神をふまえ、人材育成の一環として、エビデンスに基づいた思考能力の強化および研究論文作成能力の向上を目指し、優秀な成果に対して顕彰する。
○目標
論文が、学外(例えば、ISFJ日本政策学生会議、みずほ学術振興財団懸賞論文など)で、優秀な成績を収めるレベル
○審査対象論文(テーマ)
1.(応用)ミクロ経済学またはマクロ経済学に関する理論分析
2.(応用)ミクロ経済学またはマクロ経済学に関する実証分析
3.政治、社会または経済の問題に関する、データに基づいた仮説検証型の研究
○応募資格
中央大学に在籍する学部2年生または3年生のグループ(ただし、応募にあたっては、中央大学専任教員の推薦が必要)
○審査結果
3年生の部
 最優秀賞
小森谷徳純ゼミナール「越境 EC と情報の非対称性」
 優秀賞
松本昭夫ゼミナール「寡占市場における非特定汚染源負荷に対する環境課金の有効性」
飯島大邦ゼミナール「高齢者の医療費 -自己負担割合増加による世代間格差是正」
2年生の部
 優秀賞
飯島大邦ゼミナール「公共施設の統廃合に伴うコンサルタントの活用と管理方法~統廃合の促進と管理費の削減を目指して~」


 受賞学生の言葉
「記念すべき第1回学員経済学会論文賞を受賞でき大変嬉しく思います。論文を執筆する中で数々の苦労がありましたが、この賞の存在は大きな励みとなりました。ぜひ後輩達にも、この賞を目標に切磋琢磨して欲しいです。」
小森谷徳純ゼミナール 吉田 幸輝


【第4部 懇親会】
 懇親会は、ご来賓、学生、本会会員が一堂に会し、中原芳子常任幹事の司会で始まった。先ず、本会鈴木会長から主催者を代表して挨拶があり、その後、ご来賓の黒田克司学員会副会長からお言葉を頂戴した。続いて、藤本幹子顧問の乾杯のご発声で宴に入り、再会を喜び合い旧交を温めた。スピーチは、飯島会長、浅田顧問、小森谷副会長、松本教授、そして就任間もない土方善明学員会本部事務局長よりいただいた。また、出席の学生から自己紹介、決意表明などがあり、大学教員、学生、OB・OGが混然一体となった宴となり、本会の伝統が継承されていることを確認した。
 予定された時間は瞬く間に過ぎ、田中幸雄常任幹事の音頭で校歌及び惜別の歌の斉唱を行なった後、佐藤正勝副会長の中締めにより来年の再会を期して閉会となった。

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懇親会学生スナップ、懇親会鈴木会長と経済学会生のスナップ等

【後記】
 この度の、学員経済学会論文賞に関する活動の継続が本学のブランド力向上に寄与するものと念じております。

(幹事長 高橋一朗)



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