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ハコネ起死回生

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箱根駅伝本戦へ!!

2017年(平成29年)11月27日


箱根駅伝本戦へ!!


 箱根駅伝予選会を見事3位で通過した中央大学陸上競技部だが、目標はあくまでも1月2日、3日に行われる本戦のシード権獲得。千葉県富津市で合宿中の藤原正和監督(平15文)、2年生主将の舟津彰馬選手(経2)、箱根駅伝予選会で日本人2着だった中山顕選手(法3)に、現状と本戦に向けた意気込みを聞いた。


残り2カ月で、
シード権獲得の可能性を
広げる


藤原 正和 監督

 予選会では、想定以上に選手たちががんばってくれました。夏の間に培った力がしっかりと出せたと実感しています。昨年の予選落ちで自信を失っていたチームにとって、非常に大きな一歩となりました。
 しかし本戦となると、シード権を持っている大学の層は間違いなく厚い。現状、中大は10000mでもハーフマラソンでも、関東では平均記録が13~14番目。これは、歴然たる選手個人の地力の差によるもの。たとえば、20㎞で59分台を出す中大の上位3人が、東海大や青学大には15~16人いるわけです。さらにそのレベルの選手が学内で切磋琢磨しているわけですから、成長の伸びも大きい。中大が箱根駅伝の優勝を目指すには、まだ時間がかかります。
 我々は来年の箱根駅伝本戦で8位に入りシード権を獲得することを目標に、この1年練習を積んできました。本戦では前半、そして5、6区において、どこまで有利な展開を描けるかが重要になってくるでしょう。シード権を持っている上位5~6校は間違いなく頭抜けていますから、それ以下の4~5校、そして予選会で競った5~6校の争いになる。だから上振れがあれば6位になりますし、下振れがあれば17位という結果もあり得るでしょう。中大は出られませんでしたが、11月5日(日)の全日本大学駅伝の結果も、ハコネにおける一つのバロメータになると思います。
 もう一つ大事なのは、中大は選手層が薄いため、誰1人欠けることなくコンディションを整えて臨むということ。それができて初めて、シード権争いのスタートラインに立てると思っています。シード権を獲得できる可能性としては、現状(11月頭時点)で20~40%くらい。この2カ月で、少しでもその可能性を広げていきたいですね。
 本戦では、たった一つのチャンス、たった一つのミスで、戦局が変わっていきます。そのたった一つのチャンスを逃さないこと、そして自滅するミスをしないこと。そのためにも、この富津での合宿をリスタートと位置づけ、しっかりと練習量をこなしていきます。


攻める姿勢が、何よりも大事


主将 舟津 彰馬 選手【経2】

 予選会3位という予想以上の結果も、しっかりと本戦につなげなければ“自信の持ち腐れ”です。きついときは、誰でも必ずある。そこで自分が1年間やってきたことを振り返り、その自信を力に変えていくことが大切ですし、そのための練習です。
 藤原監督のもと、本戦8位という目標を立てていますが、それをはねのけてもっと上を目指すくらいの攻める姿勢が、何よりも大事だと考えています。予選会で予想以上の結果を出せたのも、そこを忘れなかったから。この攻める姿勢を、ハコネまで持っていきます。そしてエースに依存せず、1人ひとりが自分のペースを保てるチームを目指します。
 またハコネでは、本戦当日のタスキだけではなく、次の年へつなぐタスキも重要です。来年も走ることになる1、2、3年生は、本戦の結果を踏まえて、また1年間練習をするわけですから、そういう意味でも、守りに入っているようではいけません。
 ここから2カ月という短い時間のなか、春や夏より練度の高い練習を積み重ね、藤原監督ともコミュニケーションをとりながら、主将として、選手として、チームをより高みに導いていきたいと思います。
 学員の皆様のサポートにより、酸素テントやサプリメントをご提供いただき、怪我も減ってきました。実際の効果はもちろん、選手の健康に対する意識を向上させる手段としても生きています。学員の皆様や家族の温かい応援に対し、結果というかたちでお返ししたいです。


駅伝は、
個人より力が発揮できる


中山 顕 選手【法3】

 予選会では、設定タイムを守ったいいペースで走ることができました。なので、15㎞あたりから、日本人トップを狙ってみよう、と。結果、日本人トップまであと6秒でした。もちろん、個人の記録よりもチームのために走っていましたが、畔上和弥選手(帝京大3年)にラストの2㎞くらいで競り負けてしまったことは、自分の気持ちの弱さでもありますし、実力不足でもあると感じています。しっかりと練習を積んで、ハコネでリベンジしたいです。
 自分としては、個人で走るより、駅伝に魅力を感じています。10人がタスキをつないで、ゴールまで届けるというのは、そのなかに楽しさやうれしさがある。ハコネは未経験ですが、高校のとき、前の選手がつないでくれた汗の染みたタスキを受け取ると、力が出ました。そして次の走者に、がんばってこいよ、とつなげる。ハコネでも、次の人がラクに走れるように、1人でも順位を早くしたい。駅伝では、個人で走るときよりも力が発揮できると思っています。
 今、中大には予選会の結果を踏まえた勢いがあり、このままいくことができれば、目標のシード権に届くと思っています。個人としては、格上の選手がいるなか、勢いと気持ちで負けずに、2区で5位以内を目指したいです。
 ハコネの後には東京マラソンも走る予定です。優勝経験のある藤原監督の教えもいただきながら、しっかりとタイムを出し、将来的にもマラソンで活躍できる選手になりたいと思っています。

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