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ハコネ起死回生

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新体制スタートから2カ月
陸上競技部・長距離のいまを語る

2016年(平成28年)6月10日

藤原正和監督

藤原正和
Cマークをつけている限り、
前を走れ、勝負しろ


陸上競技部長距離ブロック
藤原正和監督(平15文)


中央の名に恥じない走りをしてほしい

 この2カ月、選手たちと練習や生活をともにしてきて感じるのは、能力自体は高いということ。ただ、レースに向けての心身の作り方、そして試合時の力の出し方があまりうまくないのです。
 それもあって、本学の選手は、レース中の大きな集団で後ろにいることが多い。負け癖、逃げ癖がついている選手もいます。結果的によくない順位だったとしても、「Cマークをつけている限り、前を走れ、勝負しろ」と口を酸っぱくして伝えています。
 私が中大生だったころは、ほとんどの選手が「将来は実業団。ハコネはそのための通過点」と考えていました。今は、「ハコネに出られたらいいな」というレベルで、ギラギラとした個性を持っていない。よく言えば、協調性があるのですが(笑)。
 でも彼らの人生がこれからずっと続く中で、この4年間をどう過ごすかは、かなり重要です。万が一選手として開花しなくても、人間として成長させてから社会に送り出してあげたい。そのためにも、中央の名に恥じない走りをしてほしいのです。

競技者として、当たり前のことを当たり前に

 日々の中で、選手一人ひとりの状況確認には非常に時間をかけています。私の選手への対応は、ともすれば「厳しいな」と思われるかもしれません。でもそれは、彼らが目標に向かってプランを立て、最後までやり切れているか、気持ちを継続できているか、を見ているからこそ。そこができていないと、やはりガツンと言うこともあります。
 そういうとき、1年生にはこちらの意図が浸透しやすく、レスポンスも早いですね。また4年生は競技レベルが高いですし、1から10まで教える必要はないと思っています。一番難しいのは、2、3年生。そもそも毎日の生活習慣、ルーティーンのレベルが低いということがあります。4年生が抜ける来年のことを考えると、今のままでは厳しい。まずは競技者として当たり前のことを当たり前にやって、全体のレベルを上げていかないと、これから通用しないと教えているところです。

期待の1年生も多数!

 4年生エースの町澤大雅は、今年のハコネを終えてからうまく練習ができず、関東インカレの10000mも散々な結果でした。主力中の主力ですから、活躍できる状態に仕上げていきたいです。彼は気持ちが強く、突っ走るタイプ。それが持ち味でもありますが、将来のことも踏まえ、指導者としてうまくブレーキをかけてあげられればと思っています。
 1年生にもいい選手がたくさん入ってきています。関東インカレの1500mで入賞した舟津彰馬をはじめ、安永直斗、二井康介、安田一平、また一般生の岩佐快斗もがんばっています。1年目から十分ハコネに絡んでいける選手もいますし、他にも長い時間かけて成長させたい選手が多くいます。
 彼らが4年生になるときが2020年ですから、これから十分に活躍していってほしいです。ぜひ選手一人ひとりにご注目ください。
 時間をかけていかないと、中央大学の復活にはたどりつけないと思っています。そういう中、学員の方々をはじめ、皆様に応援していただかないことには、我々もがんばれません。
 「必ずなんとかする」という気持ちでやっていますので、これからもあたたかく見守っていただけたらうれしいです。

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