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イキイキと活躍する学生・学員をご紹介 進取果敢

杉本ゆかりさん

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CBSでの学びを生かし、
医師と患者とのコミュニケーションの重要性を伝えていきたい

2017年(平成29年)8月29日


CBS生の魅力は“尖っていそうで、尖っていない”

――南甲倶楽部では、CBS支援委員会のメンバーでもありますね。

 そうです。MBAプログラム修了と同時に南甲倶楽部に入会しました。CBS支援委員会はCBSをよりよくしていくために、南甲倶楽部がどう支援したらいいのか協議する委員会です。私は、学生として支援される立場であり、南甲倶楽部として支援する立場でもあるわけです。教育者であり、元は学校経営に関わっていたので、いろいろな立場で考えます。
 複合的な立場にいて感じるのは、中大はネットワークがとても広く、強固であり、人間力の高い方が多いということ。CBSでは日ごろ聞けない業界の話を、バリバリと働いている方から聞くことができます。バリバリ仕事していて、アグレッシブで、切れ味は抜群。それで、この方は尖がっているのかしら? と一瞬思うのだけれど、とても温かい。“尖っていそうで、尖っていない”という感じの方が多いです(笑)。
 CBSは優秀な人材が多く集まっているので、学生がもっと外にアピールしてもよいと感じています。皆さん、多方面で活躍しているのに、ちょっと内向きなのかな。私を含め、学生1人ひとりがもっとCBSのよさを外に発信できればいいですね。


 ▲ メディケアプロジェクトの講演会

――CBSではさまざまな活動をされています。

 CBSクラブ(OB会)、メディケアプロジェクト、CBSランナーズという3つの活動に役員として参加しています。2014年には、中央大学野島記念Business Awardの決勝審査員を務めさせて頂きました。

――メディケアプロジェクト発足のきっかけ、経緯は何でしょうか。


 ▲ メディケアプロジェクトの勉強会

 CBSの在校生、修了生には、医師、薬剤師、検査技師、医療機関の管理者などの医療関係の方、製薬・医療機器メーカー、医療系コンサルティング会社に勤務している方など、さまざまな医療の専門職がいます。すばらしい贅沢な人材が集まっているのです。この人たちの力をそのままにしてはもったいないですよね。
 元々はCBSの田中洋教授のゼミにいる製薬会社の方々が世話人となり、情報交換会が始まりました。その後、メンバーが多くなり、講演会の実施、研究を目的としたプロジェクト・ユニットの発足など活動が広がって、いまに至っています。

――メディケアプロジェクトの勉強会2


 ▲ メディケアプロジェクト勉強会後の打ち上げ!

 昨年度から、毎月1回各メンバーがコーディネーターとなり、勉強会を実施しています。戦略、マーケティング、人的資源など、それぞれの研究課題を持ち寄って、情報交換の場となっています。今年度からはディスカッションが活発になるよう、サロン形式で実施しています。例年、スペシャルイベントを開催したり、ホームカミングデーでは講演会を行ったりします。参加者は、医療関係職はもちろん、これからヘルスケア・ビジネスを始めようとしている方や、関心のある方、一から勉強したい方などで、誰でも参加できるオープンな場です。
 今年8月末には、「ベンチャーキャピタルの視点から-ヘルスケア・ビジネス、事業創出のトレンドと課題-」と題して講演会を開催します。ベンチャーキャピタルからスピーカーをお招きしますが、2名とも中大出身者です。

――CBSランナーズは、どういった活動ですか?

 CBSランナーズでは、毎年10月に文京区で開催される12時間リレーマラソンに参加しています。夕方6時から、翌朝6時まで、10名1組になり、1周1.3キロを駅伝方式で100周程度走り、たすきをつなぎます。1人トータル12~13km。中大理工学部の学生も参加していますよ。こちらはいつも上位入賞で、かなり速いです。
 朝3時くらいに走っていると疲れがたまってきて、「なぜ、こんな思いまでして走らなければならないのか」という気持ちになってきます。でも、CBSの仲間から、走りながら背中を押してくれて「がんばろう」と言われたら、「辛いのは私だけではないんだな」と力が沸きます。これって、勉強のときと同じですよね(笑)。走りながら白んでくる空を見ていると、何とも言えない気持ちよさで、終わった後の達成感とチームの団結力がすごく心地よい。だから苦しいけど、毎年参加してしまいます。CBSだけで60人、多いときは80人くらい参加しています。皆さん、なんでも限界に挑戦するのが好きなんですね(笑)。


 ▲ 2016年のCBSランナーズ

――今後の展望を教えてください。

 博士課程を修了したら、やりたいことがいくつかあります。まずは自分の研究をまとめて書籍を出版したいです。患者満足の向上をはじめとした医療マネジメントについて、多くの医療関係者に知ってもらうためには、講演や講座だけでは限界がありますから。
 教育活動の部分では、医学部の学生に、早いうちから患者満足や医療経営を学んでもらいたい。だから、医学部での講座で話すチャンスがあればいいなと思っています。難しいですが。現在は、某大学病院の外科医を対象として、毎年講演の機会をいただいていますが、医師になる前に、病気についてだけではなく、患者のことをしっかり学んでほしい。そのためにも講座が担当できるようになりたいと思っています。
 特に私がテーマとしているのは診療所のマネジメントです。自分の研究について雑誌に投稿し、書籍等を出版することで、多くの医師に見ていただき、患者満足や医療経営について理解を深めてもらいたい。それが医療に広く役立つことを願っています。

――ありがとうございました。

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