ゼミ活動

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~経済学史・社会思想史~


 音無 通宏 ゼミ  教員情報詳細

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演習テーマ : 経済学と哲学の統一的探求 - 人間・自然・社会と経済学

  1. 中央大学のような規模の大きな大学では、授業も大きな教室で先生の話を一方的に聞くことになりがちです。そういうなかで、少人数教育を充実させることが非常に大切になりますが、そのもっとも重要なものがゼミです。充実した大学生活をおくるには、ゼミが欠かせません。ゼミにはいることによって、本当の大学生になるといってよいでしょう。就職活動のときも、ゼミでの勉強や経験が大きく役立ちます。
     このゼミでは、それぞれの役割をきめて、運営は自主的におこなっています。そして、さまざまな活動をおこなっています。大学内外のゼミ大会へ参加、自主的なサブゼミ、コンパ、リクレーション、時にはゼミとして映画鑑賞に出かけたり、就職時の情報交換など多様です。

  2. (音無)の運営方針は、まずゼミ生同士が仲良くなり、お互いに遠慮なくものをいえる間柄になってもらうことです。少なくとも年に一度は企画される合宿や数度のコンパなどをつうじて、ゼミ生は非常に親しくなり、一生をつうじての友達になります。
     次いで、私(教員)との関係だと考えています。ゼミを終えたあと、よく一緒に食事をしたり、コーヒーを飲みにいったりします。そのようにして、私の方でもゼミ生1人1人の状態を知るようにしています。若い時代には、さまざまな悩みにおちいりがちですので、それとなくそれぞれの様子を見ています。人生に迷ったり、本当に困ったときは相談にものります。
     ゼミ生1人1人が元気で、自分の才能を伸ばしてくれることを期待しているからです。

  3. ゼミの内容としては、入門時にはまず、現代社会の問題を知り、問題意識をもっていただくために、すぐれた基礎文献を選び読みます。そのうえで、将来にも応用がきき、役立つ実力を身につけてもらうことを目指します。そのために、このゼミでは、1人ではなかなか読めない経済学の大きな古典を読み、討論します。最近は、アダム・スミスの『道徳感情論』や『国富論』を読み、現代との関連を重視しながら議論を進めています。その場合、毎回、報告者、討論者(質問者)、司会者を決め、運営しています。それらをふまえ、4年生では必ず卒業論文を書いていただきますが、テーマの選択は自由です。そして、卒業時には、全員の卒業論文を1冊の本にし、それを全員がもって卒業していくことになります。ゼミ卒業生はさまざまな分野で活躍していますが、卒業してからもOB会等が開かれ、私を含めて時を忘れて語り合う姿が印象的です。
    1人1人が大切にされ、充実した大学生活を送り、人生を切り開く場所こそ、ゼミです。
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 片桐 稔晴 ゼミ  教員情報詳細
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演習テーマ : 自愛心と仲間感情をめぐって

 「日本の社会は自由な社会だ」と思ってる人が、多いかもしれません。果たしてそうでしょうか。近代における自由の観念は、誰もが等しく自由人であって奴隷ではない、という人間観から生まれたものです。こうした自由観を知った上で自分自身を振り返ったとき、皆さんは、自由人としての「自主独立と誇りの感情」をもって日々の生活を送っているでしょうか。

 このゼミでは、こうした自由観から出発した近代の思想家たちを取り上げ、彼らが「自由な社会」をつくり上げるために格闘した課程を明らかにしようと思っています。そして、その課程で「個人主義と団体主義」、「情念的人間観と理性的人間観」、「自由主義と自由放任主義」、「自治・分権か中央主権か」といった諸論点についての理解を深め、一方で、アダム・スミスの『道徳感情論』や『国富論』を実際に読むことを通して、経済学成立の背景を知る努力をします。

 取り上げるテキストは、つぎの通りです。

●2年次:片桐稔晴『古典をひもとく社会思想史』(中央大学出版部)
      スミス『国富論 Ⅰ』(中公文庫)

●3年次:スミス 『国富論 Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ』(中公文庫)、『道徳感情論(上・下)』 (岩波新書)

●4年次:以上の学習をふまえた演習論文の作成

<ゼミ紹介>
 このゼミでは、〔読む・書く・話す〕という勉学上の三要素を重視します。そのために、2年次では2500文字の課題レポートに、3年次ではそれぞれが分担して8000文字を書く一方で、全体としての「通しページ」を目指す『ゼミ論文集』に取り組んでもらい、それらの成果を踏まえて4年次では「演習論文」の作成に各自取り組んでもらいます。したがって、こうしたゼミ活動に参加することを了解した人だけをゼミ員として採用します。

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 八田 幸二 ゼミ  教員情報詳細
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演習テーマ : 現代の政治・経済思想――「小さな政府」と「第三の道」をめぐって――

 私たちを取り巻く社会状況は、めまぐるしく変化しています。最近まで、我が国やアメリカでは、規制緩和や構造改革をスローガンに「小さな政府」の実現が目指されてきました。しかし、不況が深刻化するにつれて、政府は市場へ介入して失業や経済的格差を是正し、安定的な経済社会の実現を目指すべきだと考えられるようになってきました。

 私たちは、このような経済社会の状況変化にともなう政府の役割に関する考え方の変化をどのように理解すればいいのでしょうか。また、今後の経済政策は、どのようにあるべきなのでしょうか。こうした問題は、皆さんが経済学部に入学してから習ってきた「数式」や「グラフ」を使った経済理論によってよりも、国民の生活や経済社会のあり方を具体的な言葉で表現し考えていく「経済思想」や「社会哲学」によって解かれるべきものだと思われます。 

 この八田ゼミでは、現代を代表する経済学者や社会哲学者の「市場と政府」に関する政治・経済思想を研究するとともに、「女性への就労支援のあり方」、「少子・高齢化」、「若年失業者対策」といった現代の日本における社会・経済問題をテーマに研究を重ねていきます。

<活動内容・ゼミ紹介>

 毎週のゼミ授業では、ゼミ生の皆さんと相談して選んだテキストを輪読形式で検討し、議論を行ないます。具体的には、「報告者」、「司会者」、「質問者」を決めて討議を行ないます。2年生の授業の後半からは、「パワー・ポイント」を使って報告できるようにしていきます。もちろん、毎回のゼミでは、ゼミ生の人数を考慮して、一人だけに負荷がかかり過ぎないようにしながら授業を進めていきます。

 また、ハイエクやフリードマンといったノーベル賞受賞者や、ガルブレイスといった著名な経済学者たちへのインタービューを織り交ぜてケネディー、サッチャー、レーガンらの活躍を描いたアメリカのドキュメンタリー番組を観て、市場と政府をめぐる興亡の歴史をビジュアル的に学んだりもしています。また、サッチャー政権下のイギリスで「小さな政府」路線が推し進められた時代の雰囲気を感じ取るために、例えば、イギリスの『ブラス!』や『リトル・ダンサー』といったヒット映画をゼミ生に観てもらったりもしています。

 それから、このゼミでは、特にゼミ生の皆さんの「プレゼンテーション能力」の向上に力を入れています。現在、多くの企業が求めるのは、高いコミュニケーション能力をもった人材だといわれています。他人と円滑にコミュニケートするためには、自分の意見をわかりやすく表現して相手に正確に伝える能力が必要とされます。しかし、そうした能力は、場数を踏まなければ手に入れられるものではありません。その経験を積む場こそが、ゼミなのです。

 民間企業や公務員を目指す人にとって、これからの社会や経済のあり方に関する自分なりの意見をもつことはとても役に立つことだと思います。なぜなら、「就職活動」の面接で、今の経済社会に対する自分の意見を問われたときに、はっきりと自分の意見を表明できれば、高く評価されるに違いないからです。

 プレゼンの「経験不足」や「引っ込み思案」が原因で、うまく自己アピールができないというのは、明らかに損です。人生を左右する「就職活動」の面接で、ゼミの研究内容を問われることがあるでしょう。また、「就職活動」中に他大学の学生たちとのグループ・ディスカッションに参加して、自己アピールをしなければならない場面もきっとあるでしょう。そんなとき、このゼミでのプレゼンテーションの経験を活かして正々堂々と自分の意見を主張できる、そんな学生にこのゼミの皆さんにはなって欲しいと思っています。加入時にはシャイだったこのゼミの多くの先輩たちも、「就職活動」をくぐりぬけ、立派な企業人になっていきました。自分のことを「引っ込み思案」で「恥ずかしがり屋」だと思っている皆さん、ぜひ、この八田ゼミで一緒にがんばりましょう!!

<授業時以外の活動・レクリエーション>

 毎週の授業以外では、ゼミ生の皆さんの提案によって、「コンパ」、「レクリエーション活動」、「サブゼミ」などを行ないます。また、当ゼミでは、毎年「ゼミ合宿」を行なっています。合宿は、各種行事によって仲間同士の親睦を深め、日頃のキャンパスでは見ることができない各ゼミ生の真の姿をお互いに知り、親しさを増すいい機会だと思っています。 この八田ゼミでは、ゼミのルールを守れる人であれば、経済学に関する「予備的知識」があるかないかは、一切問いません。心理学や文学といった経済学以外の学問、映画や絵画といった芸術に興味があるという人も大歓迎します。多くの人が、この八田ゼミに加入してくれることを心待ちにしています。

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 益永 淳 ゼミ  教員情報詳細
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演習テーマ : 経済問題を経済学の歴史から考える

 日本の経済状況が厳しさを増すなか、雇用、格差および財政などの問題が、改めてクローズアップされてきました。就職活動を控えるみなさんにとっても人ごとではありません。そして、これらの問題に対しては、様々な人が様々な立場から様々な見解を示しています。しかし、一体どれが(より)正しいのでしょうか。

 この場合、みなさんは、雇用問題、格差問題、財政問題などに関する様々な人々の提案の内容を知りたいと思うでしょう。もちろん、それはとても大事なことです。しかし、通常それらの提案は、人間や経済に関するその人の見方に大きく影響されています。

 例えば、人間は金のためだけに働くのか、それともやりがいも求める存在なのか、失業はその人のヤル気の問題なのか、それとも市場経済の構造上の欠陥から生じるのか。どちらの立場に立つかによって、雇用問題に対する考え方も大きく変わってくるでしょう。このように、何が(より)正しいかを判断するためには、論者の意見の背後に潜むその人の価値観に光を当てなければなりません。

 経済学の歴史を勉強するということは、過去の経済学者の市場経済観や人間観を学ぶということです。そして、市場経済や人間に対する考え方自体は、昔も今もそれほど異なっているわけではありません。その証拠に、現在の様々な政策提言の背後にある経済や人間に対する見方は、大抵は過去の経済学者たちによってすでに提示されたものと言ってもよいくらいです。

 しかも、過去の経済学では、現在の経済学のような複雑なグラフや数式があまり出てこないので、みなさんが経済や人間に対する見方を鍛え上げていく際に、とても勉強しやすいでしょう。

 現在の経済問題に対して自分なりの意見をもつためにも、経済学の歴史を学んでみませんか。

<活動内容およびゼミ紹介>


 主な活動内容は、毎週のゼミ活動、3年次のプレゼン大会、インナー・インター大会への参加、4年次の演習論文作成です。また、ゼミコンパや春夏のゼミ合宿も積極的にやっています。 勉強とレクリエーション活動のバランスのとれた楽しいゼミを目指していますので、興味のある方は是非とも応募してみて下さい。
 
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