ゼミ活動

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~経済史~


 柴田 英樹 ゼミ  教員情報詳細 
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演習テーマ : 経済史における近代

<活動内容>

 おもにヨーロッパ近現代史を題材にしながら,経済史の基礎理論を学習し,現代的なテーマについて,経済史研究の立場から考える力を養っていきます。

  大学入試の受験科目としては世界史も日本史もそれほど楽しい科目ではなかったかもしれませんが,この演習では近代化を経済史の側面から理解するために,北西ヨーロッパを中心とした資本主義の勃興,国民国家の形成,社会の世俗化(特に,社会的統合原理としての宗教の衰退)などに関するテキストを研究し,近代化が何であったのかを多面的に考察してみるつもりです。

 もう少し具体的にいえば,古代・中世・近世の社会が,経済史的に近現代社会とはどのように違うのか,産業革命・市民革命によってそれ以前とはどのように違う社会が生まれたのか,近代資本主義とは何であるのか,市場や金融の影響力が近代以降に強まってきたのはなぜなのか,政治的平等と私的所有制度(経済的不平等)とはどのように両立しているのか,国民国家や国民概念が近代の産物であるというのはどういうことであるのか,このような問題に歴史的観点から取り組みながら,現代を見据えた歴史観を形成していってもらいます。 演習は主として輪読形式で,テキストを読むことを中心に始め,3年生の後期からは各自の研究テーマに従った報告を中心とした演習になります。自分のテーマを決めるのがなかなかたいへんなところですが,3年前期までの演習や,経済学部の様々な講義,各自の読書や研究などによって徐々に考えがまとまっていくものです。もちろん担当教員が必要に応じてお手伝いします。先輩のゼミ生もみなさんこの経路をたどって,各自の独自の研究を進め,卒論を書いていますから,そうしたものを参考にしていただくこともできます。

 ゼミ合宿を行うかどうかは演習参加者との相談で決めます。必ず行うと決めているものではありませんし,どのような形態で行うかも参加者との相談しだいです。

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 武田 勝 ゼミ  教員情報詳細 
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夏合宿2010@石和温泉 
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立教大学関口ゼミとの交流討論会

演習テーマ : 日本の財政金融システム

<活動内容>

 「高い山はすそ野が広い」ということで,2年次の演習1ではすそ野を広げることを目指し,3年次の演習2では高い山をみんなで目指すことにしています。仕上げの演習論文では,個人個人で高い山を目指していただきます。そのために,まず演習1では,宮本悟ほか『攻略!!日本経済』学文社をテキストとして検討する予定ですが,メンバーが決まってから皆さんと相談して決めたいと思います。
 武田ゼミでは,3年生を中心として学内のプレゼン大会やインナー・インター大会に参加しています。2010年度のプレゼン大会には,3チームが出場しました。また,例年,インナー大会,インター大会へは討論部門にでるグループが多かったのですが,2010年度はプレゼン部門へ出場したチームが多かったのが特徴でした。ゼミでの発表は,基本的にパワーポイントを用いて行いますので,そうした日頃の訓練も手伝って,プレゼンテーション能力の向上に大きく役立っているように思います。
 毎年12月には立教大学の関口ゼミと交流討論会を実施しています。2010年度の交流討論会テーマは「基礎年金制度の役割と財源」でした。交流討論会における討論の経験だけでなく,議論のベースとなる共同論文の執筆は,毎年,ゼミ生を大きく成長させています。

<ゼミ紹介>

 武田ゼミでは,ゼミ長が強いリーダーシップを発揮し,ゼミ生自らがゼミを運営しています。テーマやテキストの決定,合宿,飲み会などの企画,運営はすべてゼミ生に任されています。プレゼン大会やインナー大会,インター大会等への参加や,サブゼミのみならず週1回の本ゼミへの出席でさえも,強制したことはありません。私自身がそういう態度をとれるのも,素直に「勉強したい」と思っているまじめな学生が多く集まっているからだと思います。今年もそうした学生が集まってくれることを期待しています。


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 中川 洋一郎 ゼミ  教員情報詳細   
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第3回台湾合宿にて,台湾前総統の李登輝閣下の謦咳に接する (平成17年11月3 日)。
一同にとって,忘れ得ぬ思い出となった
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第15期生,石和でのゼミ合宿(平成17年7月)。それぞれ発表を終えて,満足のようす。
それとも,温泉,あるいは,食事が良かったのか?

演習テーマ : ヨーロッパの近現代経済史

  1. メインテーマは、ヨーロッパの近現代経済史ですが、具体的には、日本人は、今までヨーロッパ文明とどのように向かい合ってきたのか、また、双方にいかなる交流と軋轢があったのかを学んでいきます。そのような問題意識を前提にして、次の4つのサブテーマを設定します。 (1)ヨーロッパ物質文明の光と影、(2)左翼全体主義、(3)中華帝国と台湾、(3)ジャパナイゼーション(トヨタ生産方式の世界への伝播)。

  2. このゼミは、一言で言うと、《読書会》形式で運営しています。《読書会》なのですから、2・3年生では、(1)できるだけたくさんの本を読んで、(2)教室で全員参加型の自由な討論をして、(3)自分の意見を自由に述べる喜び・他者の新しい知見を聞く感動を共有できれば望むところです。その結果として、4年生で、「自分の知的好奇心に従って各自が立派な演習論文を書くこと」を目指します。4年生の演習内容は、演習論文作成のための教室での発表と議論、それに個別指導とします。演習論文のテーマは、広く経済・歴史に関係した分野において、自分が心底から研究したいテーマとします。4年生の演習論文で精魂込めて書きたいような《入魂のテーマ》を、3年生までの学生生活で、見つけてください。

  3. 具体的な進め方としては、教室では、担当者がパワーポイントで、担当した本全体の要点を説明し、そこで提起されている問題点や疑問点を発表します。その後、参加者が質問をして、それをめぐって皆で議論していきます。人の前で自分の意見を堂々と発表できるようになるのが、ゼミでの目標のひとつです。

  4. 国内での合宿は、ごく普通に実施していますが、それとは別に、2年に一度程度、台湾へ行き、「帰らざる日本人」(日本語を話す台湾の「日本語族」)の方々と交流しています。平成17年秋の《第3回台湾合宿》では、ゼミとして李登輝閣下(台湾前総統)に拝謁する機会を得ました。平成23年3月にも《第6回台湾合宿》を実施しました。
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 長野 ひろ子 ゼミ  教員情報詳細
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卒業式
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夏合宿

演習テーマ : 職業・企業・産業の400年――日本経済の発展と日本人

 本ゼミは、日本経済の特質を歴史的に分析していくことを主眼としています。2011年度のテーマは「職業・企業・産業の400年―日本経済の発展と日本人」です。

 経済のグローバル化のなかで、今、人々は大きな不安にさらされています。政治的には、2009年秋に政権交代という「大事件」がありましたが、相変わらず非正規労働者は、真っ先に「派遣切り」や「雇い止め」のターゲットになっています。もちろん正規労働者も安閑としてはおれません。他方で、医療・介護制度や年金制度の不備が指摘され、中高年を中心に先行きを心配する声が高まっています。このような、人々の暮らしにかかわり、構造的とも言うべき危機に陥っている状況にどのように対処していけばよいのか、今後の日本はどのような経済社会システムを構築していけばよいのか、方向性が定まっているとは言い難い状況です。

 その際、現代日本経済を同時代の切り口から考察していくことは、一定の有効性をもちますし、かなり一般的といってよいでしょう。ただし、本ゼミの場合、このようなアプローチとは異なったやり方で日本経済にメスを入れます。すなわちそれは、日本経済を時系列の流れのなかで把握してみるという方法です。換言すれば、日本経済を「歴史という縦軸」によって相対化するということになりましょう。その際のテーマが「職業・企業・産業の400年―日本経済の発展と日本人」です。職業・企業(企業家)・産業そして日本の諸地域を自在にクロスさせながら、日本ならびに日本経済のより良い方向を見出していきたいと考えています。

 とはいっても別にぎょうぎょうしいことは何もありません。たとえば、看護婦っていつからいるの?サラリーマンって何だ?株式会社は江戸時代にもあったの?ビールはいつごろからみんな飲みだしたの?最初はこんな素朴な疑問からスタートして一向にかまいません。これまでの皆さんのライフコースのなかで関心をもった事柄からスタートさせるのがよいでしょう。素朴な疑問を出発地点としつつも、いずれ学問的議論にまで高めていっていただきます。

 グローバル化のなかで先の見えない日本経済とは言いながら、いつの時代もそこで生きていた人々にとっては先が見えなかったのかもしれません。しかし、現代の私たちは、歴史に学ぶことで無用な不安を払拭することはできると思います。過去と対話しながら未来に向かって進んでいきましょう。
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