理工学部

人文社会・語学教室

ouchi

杉田 達雄 / スギタ タツオ

理工学部人文社会・語学教室・教授

リーメンシュナイダーを中心としたドイツ後期ゴシック期の芸術

中世から近世に移行する時代の転換期にあたるドイツ後期ゴシック期の彫刻家・リーメンシュナイダーの「聖書」の物語をモチーフに彫像化した作品を研究する。
宗教改革,農民戦争といった騒擾の世に生きたこの芸術家は,ヴュルツブルクの市長を経験した政治家でもあった。作品の解釈にはイコノグラフィー(図像学)の手法を用いて,単に作品を見て解釈するだけではなく,作品の細部に立ち入り,作品を読み解く作業によって,作者がその時代にいかに向き合い,格闘し,その状況を作品に投影させ,形象化したかを探究する。あわせて,作品に影響を与えたであろう先行の芸術家,例えばショーンガウアー,および,同時代のデューラー,グリューネバルト,レオナルド・ダ・ヴィンチ,ミケランジェロ等の作品との比較も行う。

【キーワード】

後期ゴシック期 図像学 農民戦争