理工学部 |
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生命科学科 |
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鞭毛(べんもう,形態によって繊毛(線毛)とも呼ばれる)は,単細胞生物からヒトに至るまで普遍的に存在する細胞小器官である。鞭毛の形成や運動性が損なわれると,内臓逆位や不妊などを含むPCD(原発性線毛運動不全症)という先天性かつ複合的な疾患が引き起こされる。太さ約0.2μm,長さ約10μmの細長い鞭毛の内部には500種以上もの構成タンパク質が規則的に配列し,さながら精密機械のようである。この構造体の中で,主軸を形成する微小管と,その上に並んだモータータンパク質のダイニンが力発生を担い,厳密な時空間的制御を受けて鞭毛運動を実現している。従って,鞭毛が正しく形成され機能するためには構成タンパク質の発現制御や鞭毛内への正確な輸送機構が必須である。モデル生物のクラミドモナスと培養上皮細胞を用いて,鞭毛形成に関わるさまざまな遺伝子の機能を多角的に解析することにより,鞭毛形成の分子機構を探る。 |
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