理工学部

物理学科

taguchi

田口 善弘 / タグチ ヨシヒロ

理工学部物理学科・教授

非計量多次元尺度構成法を用いたデータマイニング

非計量多次元尺度構成法は人文社会科学の分野で多用されていた古くからある手法だが,非常に計算に時間がかかる問題もあり,生態学を除く自然科学にはあまり使用されて来ず,初等的な多変量解析の教科書にもあまり扱われなかった。同手法は要素間の関係を位置関係として「地図」上に可視化する手法の一種であるが,非定量的なデータを扱うことができる非常に一般的で強力な手法である。今回,我々は同手法の計算効率を高める画期的なアルゴリズムを考案し,データマイニングの手法として同手法が非常に有効であることを見出した。現在,ゲノム情報と画像処理に応用しているが,他のデータマイニングへの応用も検討中である。

非計量多次元尺度構成法用いて得られた遺伝子発現実験に於ける遺伝子間相互作用の可視化。リング状に遺伝子が配置されている。色は発現度の大きさ。矢印の方向が最大発現遺伝

【キーワード】

データマイニング バイオインフォマティクス 遺伝子相互作用の可視化 多変量解析